温故知新~温新知故?

音楽ネタが多いだろうけど、ネタのキーワードは、古きを訪ねて新しきを知ると同時に新しきを訪ねて古きを知るも!!

コロナウイルスについて〜手洗いでウイルスを洗い落とす以外の発想〜

2020-03-08 17:29:54 | ニュース
コロナウイルスの感染者が日々増え、かつなかなかピークをすぎるという感じがしない今日このごろである。色々なイベントやスポーツは中止され、一部は無観客などの対応がなされている。私も効果がないマスクを、周りから文句が言われないように着用し、手洗いとうがいは以前以上に行っている。これらの対策は、確かに一定の効果があると思う。
しかし、もう少し違う味方をする必要があると思う。今行われている対策は、未知のウイルスで情報がないため、ウイルスにさらされる確率を減らす、あるいは手などについたウイルスをともかくなるべく落とすという、一つの方向だけを向いた対策だ。
こういうときこそ、もう少し広い視点が必要だと思う。そこで、過去に雑草の本を読んだことを思い出した。世間では雑草のように強いという概念が浸透しているが、実は雑草は弱く、他の強い生き物がいない場所を必死で探して生き延びているという事実に注目した。
(書評)『雑草はなぜそこに生えているのか』 稲垣栄洋〈著〉読了 - 温故知新~温新知故?
その後雑草とはどのようなものかについて語られている。つまり、他の植物があると弱い(競争に弱い、他の植物がない環境に生える)ので育たない、環境変化に強い、生殖の確率を上げている。

そう、このコロナウイルスも、致死率などから考えるに弱いウイルスだと一応言えると思う。そう、だから他の強い細菌があると生きていけないのではないかということ。あるいは、このウイルスの苦手なウイルスがいるのではないかということだ。全く素人の仮設だが、今は清潔にと言っているが、結構周りに大腸菌などの細菌が多い環境は苦手ではないかということ。
だから、クルーズ船で発症した人としない人の部屋の状況に非常に興味がある。なんだか片付けの苦手な人で、他の人の部屋より汚いなという部屋の人のほうが感染者が少ないなどという事実はないだろうかということだ。これは、クルーズ船に限らない。一般の人で感染者と感染しない人の食生活や部屋の状況をもっと調べてみたら、なにか新しい事実がわかるのではないだろうか?感染した人、しない人において、コロナウイルス以外にどのようなウイルスが同時に見つかったかどうかなどの情報も非常に大事だと思う。
それこそ、これらを環境情報をAIやビッグデータ解析で調べたら、なにか有効な情報が得られるのではないかと思う。
そう思って検索したら、以下のような情報が見つかった。私の思っているようなデータ解析には使われていないようだ。
【調査報告 第1弾】全国の位置情報ビッグデータからAIが推計した調査結果発表コロナウイルスの影響で全国の繁華街・観光地の訪問者数減少が鮮明に|クロスロケーションズ株式会社のプレスリリース
今回は、全国の観光地・繁華街での人流変化を新型コロナウイルス感染拡大懸念が広がり始めた2月初旬と昨年12月で比較調査しましたので、その結果を発表します。
【結果と考察】
​ウイルス感染拡大懸念の広がりと共に、全国の繁華街・観光地で訪問者数が減少傾向。
銀座や新宿など外国人観光客も多く訪れる都心の繁華街では、昨年12月と比べ銀座では約25%、新宿歌舞伎町エリアでは、約20%減少。
 特に週末一日を通して、訪問数が少なく、外出を控える傾向が伺える。
感染者が出ている北海道・札幌の観光地においても、昨年12月に比べ訪問者が約30%減。
特にすすきのエリアの平日夜・週末夜の減少が目立ち、宴席自粛の影響が伺える。
京都・大阪の観光地・繁華街では、12月と比べ、訪問者数が約25%減少。新型コロナウイルス感染拡大懸念の広がりによる人々の危機意識の高まりが見られる。
外国人観光客に人気の京都伏見エリアでは、昨年と比べ40%減少している時間帯も見られた。

新型コロナ“被害”はAIで食い止められるか 感染拡大と「地震よりひどい」デマへの処方箋とは (1/2) - ITmedia ビジネスオンライン
中でも問題になっているのが、「〇〇町でコロナウイルスが出た」「感染予防にはお湯を飲むと良い」といった、SNSにおける誤ったデマの拡散だ。Twitterなどでは出所や根拠不明の情報が深刻な問題を引き起こす。一方で、投稿のビッグデータからユーザーの行動や感情を解析することで、思いもよらない情報をあぶり出すことも可能になるという。

中国、ビッグデータが感染者追う 「まるで指名手配犯」 [新型肺炎・コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
新型コロナウイルスによる肺炎の感染が深刻な中国で、感染の蔓延(まんえん)を防ごうと、ビッグデータや最先端技術が活用されている。非常事態のなか、個人情報が当局に使われることに「やむなし」との声がある一方、「プライバシーはどうなる」との懸念もある。

私と同じようなことを思う人もいるようだ。
AIとかビッグデータを活用して、新型コロナウイルスの波及程度とか、予測って、出来ないんですかね?|吟遊詩人|note
肺炎の診断は、一般の病院でも診断が下せるはずですが、この時点で、新型コロナウイルスの検査には即座に廻っていないはずです。このデータを積極的に収集してはどうでしょう。肺炎に罹った方には、当然この時期ですから、普通の肺炎の方も含まれるわけですが、確定診断のデータと肺炎に罹ったデータを重ねれば、何もAIやビッグデータ解析など使わずとも普通の方でも凡そは検討がつくはずです。
風邪症状も病院で、39度以上の発熱は収集するとかしたらどうでしょう。
こうなると、どんどんデータの精度は落ちていきますが、こう云ったところで、AIとかビッグデータ解析を適用してみたらどうなんでしょう。