この本は、確か朝日新聞の書評で知ったと思う。目次からして、いわゆる古事記のイメージと違うと思うが、全くその通りで、200ページくらいだったけど数時間で読めてしまう。しかし、神様の名前はとても難しい、読むのに苦労するし、全然覚えられない。でも、古事記で描かれる神様は本当にはちゃめちゃ、子供を鼻や耳から産んだりする。まあ、奇想天外で面白い。
内容説明 日本最古の歴史書を、落語家・桂竹千代が爆笑解説。
目次
覚えられるか! 島生んじゃったよ!
こわっ!
イザナミハザード 泣くなー!
ルール教えろって!
引きこもっちゃったよ!
ナルシストかよ!
オレのオロチ
スーパーヒーロー誕生
81回目のプロポーズ〔ほか〕
著者等紹介 桂竹千代[カツラタケチヨ] 落語家。1987年生まれ。千葉県旭市出身(観光大使)。2011年3月、明治大学大学院文学研究科古代日本文学専攻修士課程修了。同年7月、桂竹丸に入門。「竹のこ」の名で前座となる。2015年9月、二ツ目に昇進し、「竹千代」を名乗る。2019年3月、第18回さがみはら若手落語家選手権優勝。「落語風に笑って学べる日本神話」を全国で講演。出演番組多数。『落語DE古事記』が初の著書(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
下のアマゾンの感想も私の感想と同じ。結構皆評価が高いようだ。
取っかかりにくい古事記が楽しく!
古事記ってみんな一度は気になってると思うんですよ。 学校で触れた時、それにスマホゲームのキャラでイザナミ、イザナギ、オオクニヌシとかで色々出てきた時。
でもいざ古事記の文献を読もうとすると、宇摩志阿斯訶備比古遅神(ウマシアシカビヒコヂ)とか出てきて読めないし、大体は文体が小難しい感じです。 でもこの本は面白おかしく、時には滑りつつ、こんなんでいいのかって位くだけた感じで教えてくれてます。 古事記の導入として最高の1冊の一つだと思います。
たった1人の部下の記憶だよりの本とか最高やんなwww 昔の人達も結構いい加減なのが面白いよねww あと、西洋の神様も結構ぶっとんでるけど、日本の神様達も負けない位へんだよねww あと思うんだけど、ヤマタノオロチを酒で酔わせて首を切るとかすげー卑怯だよねww でも学ぶよね、真正面から倒せない相手でも策を練れば倒せるってね!!(真顔) とりあえず女の子と2人で沢山お酒飲みに行きたいと思います!! (嫁氏にバレませんように)
この落語家桂 竹千代のYouTubeも見つけました。動画の板書を見ると、この本の内容が想像できるかもしれません。
落語DE古事記①~はじめに
結構面白い本でした。