九月二日

「その人は６０００平方メートルの土地の草刈りをひとりで
やらされた。草刈政夫ではありません。
広い土地の草刈りをひとりでやらされて
近くに見張りもついていた。
ちょっとマスクがずれていると感染したからといって
休まされた。そんなことを繰り返すうちに
その人は寝られなくなってしまって
とうとう会社をやめた。
これは、その人が会社で組合を作った腹いせの
パワハラやないかと思ったそうです。
それで、その人は会社を相手に３６００万円の
損害賠償訴訟を起こしたそうです」とラジオのパーソナリティは言った。
「３６００万円ではありません。３６０万円です」と
アシスタントが訂正した。
本当にこのラジオのパーソナリティはよく
アシスタントにカバーしてもらうなと思う。
アシスタントとパーソナリティの呼吸がきっと
あっているのだと思う。
「会社の方はパワハラやない。これは必要な仕事やから
やってもらったと言ってるそうです。
しかし、こんな話、そんなにつくってできるもんやないし、
話を聞いてるとパワハラのようにも思えます。
それは３６００万くらい請求せんと、と思いましたが、
３６０万ですか」とパーソナリティは言った。
きっとこの事例を見てパーソナリティの
直感的な金銭感覚だと３６００万だったのだと思う。
しかし、訴えた人が手取り１５万だったと
聞くと損害賠償は３６０万請求が妥当のように思える。
裁判は戦術が大切と聞いたから、、、。
今日は暑さが戻った。
夏に逆戻りしたような感じ。
街ですれ違う人を見ると
眉間にしわがよっている方が多い。
口を開けてかつ曲げて歩いていた人もいる。
まだ、お彼岸まではこういうことが続くのかもしれないと思う。