ケンのブログ

日々の雑感や日記

驚いたニュース 守ってあげたい

2022年03月22日 | 日記歌入り
僕はテレビを持っていないうえに、何日か新聞も読まない日があったので、昨日、読まずに積んであった新聞を見ていてびっくりした。

東北新幹線のかなりの車両が脱線した写真が新聞に載っていた。

仙台の伊達政宗の像は傾いていた。

東北に地震があったことはネットのニュースの見出しだけ見て知っていたけれど、新幹線が脱線し伊達政宗の像が傾くほどの被害だったのか。知らなかった。

本当に、いろいろと大変なことが起きてくるなと思う。

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僕は30歳くらいの頃から55歳くらいまで、ベートーヴェンの交響曲の次にショスタコーヴィチの交響曲を聴く頻度が高い時代が続いた。

ところが、ここ一年くらい、ベートーヴェンの交響曲の次によく聞く交響曲の作曲家がショスタコーヴィチからブルックナーに変わってしまった。

こういうのも一つの気持ちの変化なのだなと思う。

会社に勤めていたころは、社会的抑圧のようなものを感じることも多く、そんな時、ショスタコーヴィチの交響曲を聴くと、同質の原理で、心が落ち着くことが多かった。

※同質の原理=その時の心の状態と同質の音楽を聴くと心が落ち着くことがあるという原理。

最近は、ブルックナーの大きさに惹かれるようになったのだと思う。

僕は長い間、ブルックナーの交響曲第9番は 未完成の曲、しかもブルックナーがいろいろ書いた曲の改定などでもたもたしている間に未完成になってしまった、という思い込みもあって、聴く頻度が高くはなかった。

ところがここ一年くらいに限って言えば、ブルックナーの交響曲の中で9番を聴く頻度が最も高くなっている。

やはり、深遠な世界が心にグッとくるということなのだろうか。

そんな気がする。

ここ数日は、本当に何年かぶりでバッハのロ短調ミサ曲も、何度か聴いた。

最初は音の響きの良いものと思ってカラヤン ベルリンフィルを聴き、やっぱりもっと敬虔なものがいいと思いなおして トンコープマン指揮 アムステルダムバロックオーケストラのものに切り替えた。

特にコープマンの演奏は 聴いていると祈りの音楽だということが伝わってくる。

日本とヨーロッパでは宗教の感覚も随分違うのに、それが祈りの音楽ということは感じることができるから、その意味で祈りというのは文化の相違を超えて普遍的なものなのだなと思う。


でも、ロ短調ミサ曲はすごい曲だなと思う。

この曲のCDを僕が買うきっかけになったのは、ずいぶん以前に延原武春さん指揮 テレマン室内管弦楽団の 「第九deクリスマス」というタイトルのコンサートに行き 第九が演奏された後の第二部でバッハのロ短調ミサ曲の グロリアが演奏され、気に入ってしまったからだ。

本当に、第九deクリスマス のようなファミリーコンサート的な催しもいろんな音楽に対するきっかけを与えてくれるものなのだなとつくづく思う。

延原武春さん自身は、話を始めると、本当に関西のおじさん という感じの人です。

■守ってあげたい
松任谷由実さんの「守ってあげたい」をカラオケDAMの音源で歌いICレコーダーで簡易に録音したものをアップします。

聴いていただければうれしいです。


「初めて言葉を交わした日の その瞳を忘れないで いいかげんだった私のこと
包むように輝いてた」
歌詞のこの部分が一番好きです。

新約聖書のヨハネによる福音書が「初めに言葉があった」という書き出しで始まります。

結局、人は心にあることを言葉にするので、その意味で言葉は大切と思います。

初めて言葉を交わした日 と松任谷由実さんが歌っているのは、最初の頃の気持ちを大切にして という意味で歌っていると思います。

なにごとも初心が大切ということだと思います。

↓松任谷由実さんの「守ってあげたい」をカラオケDAMの音源で歌いました。