ケンのブログ

日々の雑感や日記

大問題になるところだった

2017年08月28日 | 日記
僕がよく行くコンビニはトイレの鍵を店員さんに借りて
使用する決まりになっている。
先日、そのコンビニでトイレを借りた。
「トイレ貸してください」と僕は女性の店員さんに言った。
店員さんは僕にトイレの鍵を渡してくださった。
僕はその鍵を持ってトイレの方へ歩いていった。
すると店員さんが「カギ、カギ」と言いながら
僕のことを追いかけて来られた。
「鍵ならもう持ってますよ」と僕は言った。
「鍵ちゃいます、紙です」と店員さんは言った。
「あ、紙ですか間違えました」と僕は言った。
店員さんは奥の部屋へいってトイレットペーパーを取ってきてくださった。
「このトイレットペーパーをどこか台の上にでも置いておいてください」
と店員さんは言った。
「わかりました」と僕は言ってトイレの中に入った。
すると、そのトイレのトイレットペーパーは使いきりで
なくなっていた。
その時、僕は大便をするつもりでトイレに入った。
僕は大便でトイレに入るとき、痴漢と間違われないように
そこに男性用小便器があるのを
確認して間違いなく自分が男子トイレに入っていることを
確かめる癖はあるけれど、トイレットペーパーが切れているかどうかを
確認する癖はない。
あのまま大便をしていたら紙がなくて大問題になるところだった。
本当にコンビニの店員さんには助けられたと思う。
でも、ああいうとっさの時の瞬発力は
女性の方が男性よりも上だなあとしみじみと思う。


大阪下町の風景

2017年08月28日 | 日記
ちょっと用事があって大阪の下町に行った。
牛丼のチェーン店に入った。
店のなかにいかつい感じのおじさんがいた。
おじさんは店の中で携帯電話で大きな声で話をしていた。
「いやあきのうは T町の妹といっしょにべろべろに酔ってしまいまして
えらいこどでしたわ。わしはまだましやってんですけど、妹の方が
ほんまにもうべろべろで、ほんまに酒で金使うし
しょうもない妹ですわ、わしは今日地元にもどりますさかいに
よろしくお願いします。いやいや、そんな旦那さんに電話変わってもらわんかて
結構ですわ、そんなんしたら恐縮ですさかいに。
まあしばらくの間わしも顔ださんですよってによろしゅうお願いします。
いやあ、それにしても最近不景気でわしらもほんまシノキが大変ですわ」
そんなことをおじさんは話しておられる。
話の内容から察するにきっとその筋のおじさんなんだろうけれど
なんだかこういうことを書くのはよくないのかもしれないけれど
こういう話を聞いているとちょっと心がなごむ。
町が下町情緒にあふれているので回りで牛丼を食べている人も
そんなにおじさんのことを気にしている風でもない。
みんなそしらぬ顔をしてたんたんと牛丼を食べている。
この町の牛丼店にはテレビもある。
大阪の牛丼チェーン店でテレビのおいてある店を僕は
この店以外に知らない。
まあその町その町になじんだ風景と言うものがあるのだろう。
同じ大阪でも僕がすんでいるS町や隣の T市では
「店内での携帯でのご通話は他のお客様にご配慮ください」
という張り紙がしてあるし、もし下町のようにでかい声で
携帯で話をするおじさんがいたら店の雰囲気が凍りついてしまうと思う。
本当に同じ大阪といっても色々だなと思う。

少女の会話

2017年08月27日 | 日記
夕方スーパーマーケットで買い物をして外へ出た。
あたりはもう夕闇に包まれていた。
三日月に近い月が出ていた。
中学生とおぼしき少女が二人いた。
一人の少女が言った。
「月見てよ、細い月に暗い空、何かおとぎ話の世界みたいやなあ」
本当にその通りだなと思った。