おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

第13回なりやまあやぐまつり(本選)@宮古島

2019-01-31 06:10:23 | 旅行
『なりやまあやぐまつり』のメインイベントは、参加者による「なりやまあやぐ」の披露。2018年の大会では約90人におよぶ参加者が、なりやまあやぐを歌い、その音色を競いました。朝7時の安全祈願に始まり、三線教室、昼の予選会、子供の部、大人の部の本選が順次行われます。



まずは友利獅子舞保存会による座開きです。沖縄本島の獅子は一頭ですが、宮古島の獅子は二頭だそうです。



毎年5名の審査員の方が審査を行っています。



そして子どもの部(小学生以下)がスタート。今年は12名の子どもたちが参加してくれました。



すべてが同じ歌なのに、歌う人によって驚くほど音色が違います。力強い歌声もあれば、妖艶に艶っぽく、さらには郷愁を帯びた歌声と、寄せては帰る波の音に、なりやまあやぐが響き渡ります。



太陽が傾きはじめると、灯籠の火がほのかに浮かび上がります。



この灯籠がいいんですよね。ステージ奥が御願山(うがんやま)があり、いつもは御願山にも灯籠が灯りますが、今年は強風のため点灯はありませんでした。



『なりやまあやぐ」は宮古島を代表する宮古民謡のひとつ。島の人は誰もが口ずさめるほど、とても親しまれている島の唄です。美しく穏やかな旋律は、非常にゆったりとしていることから三線の入門歌としても広く歌われ、島民ならば誰もが一度は耳にしたことのある名曲と言われています。



ほのかに浮かび上がる灯籠、ライトアップされたサバニ、波音をBGMに「なりやまあやぐ」の唄三線が響き渡り、幻想的な世界が広がります。



いよいよ辺りが暗くなり、より一層灯籠が浮かび上がってきました。



会場にはろうそくの明かりが灯り、海上ステージにはサバニが浮かべられ、皆さんそれぞれの想いがこもった「なりやまあやぐ」を披露されました。幻想的なろうそくと月明かりの中、波の音と共に奏でられる三線の音色と唄声。改めて、素敵な唄だなぁ~と感動しました。



1000本あまりのロウソクが漆黒をやさしく照らすなか、静かな波音をBGMに、唄と三線が響き渡る世界。こんなに幻想的なステージはきっとどこにもないでしょう。


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