おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

昭和初期の時代にタイムスリップする『博愛特区』@台湾台北

2019-04-30 10:01:06 | 旅行
今日で『平成』が終わります。その前の『昭和』の時代にタイムスリップしました。

MRT淡水信義線台大醫院駅から降りて『博愛特区』を歩いてみました。ここは台湾の官庁街で戦前の建物が残り、歴史を感じられる所です。

先ずは 二二八平和公園にある『台北二二八紀念館』、旧NHK台北支局です。



二二八事件を紹介する資料や犠牲者の遺品が展示されています。



そして『総統府』、日本統治時代の1919年3月31日に完成した建物で、台湾総督府として利用されていました。



総統府の前にある『台湾銀行総行』、1938年(昭和13年)の竣工で、設計は、西村好時氏。キムタクの主演ドラマ「華麗なる一族」のロケ地でもあります。



そして『土地銀行(旧日本勧業銀行 台北支店)』、



アーケードの外側は3人が両手を広げて囲む程度の太さがある13本のドーリア式円柱(南側8本、西側5本)と両端の巨大な壁柱で構成されています。



最後は『国立台湾博物館』、日本統治時代の1908年に設置された、台湾で最も歴史のある博物館です。



列柱とドームを持つギリシャ風の建物内部には、イタリア産の大理石がふんだんに使われています。



台北には日本統治時代の建物が数多く残されています。当時の建築技術の高さを思わせ、又、戦時中米軍による空襲が少なく今に残されています。統治時代の南国台湾を思わせる『博愛特区』の散歩でした。


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巨大モニュメントの『中正記念堂』@台湾台北

2019-04-27 06:09:36 | 旅行
『中正紀念堂』は、中華民国台北市中正区に位置する初代総統である蒋介石の顕彰施設で、中国の伝統的な宮殿陵墓式が採用されており、台湾の三大観光名所の1つです。


本堂正面には高さ30メートルの大中至正門があり、とても目立ちます。



敷地は、日本統治時代の山砲隊、歩兵第一連隊の軍用地跡地です。



アーチ状の正門をくぐると、広大な公園が現れます。この敷地の総面積は25万平方メートルあり、そのスケールの大きさに圧倒されてしまいます。敷地中には本堂のほかに国家戯劇院や国家音楽庁、公園広場、休息所や回廊、庭園、池(光華池・雲漢池)なども併設されています。



敷地の東側に位置する紀念本堂の面積は約1万5千m2で、建物の高さは70mにも及び、西にある中国大陸を臨むように設計されています。青い尖った屋根、白い大理石の外壁、赤い花壇の花。これは「青天白日満地紅」といい、中華民国の国旗を表しています。



メインフロアの奥には巨大な『蒋介石』の銅像が設置されており、銅像の上部には蒋介石の基本政治理念であった「倫理、民主、科学」という三民主義の本質が、像の土台には『蒋介石』の言葉がそれぞれ記されています。



フロアの天井の最上部には国章である『青天白日』の徽章が描かれています。



午前6時30分に『儀仗隊』が中正紀念堂に進駐し、午前9時より警護及び毎時交代儀式が行われています。『儀仗隊交代式』は台湾観光の名物となっています。



像に向かって、右側手前から、3名の衛兵が出てきます。中央が指揮官、その左右がこれから蒋介石の像を守る衛兵。足並みをそろえてゆっくり行進していきます。



蒋介石の前に着くと、左右の衛兵が、動き始め、中央へやってきます。そして、交代する相手と向かい合い、銃を回します。その動きが、ピッタリ合っています。そして、交代完了。



交代した衛兵は左右のポジションに、任務を終えた衛兵と、指揮官は退場していきます。静寂の中、足音と、銃を床にたたきつける音だけが響き、厳粛な気分になります。時間はおよそ10分程です。



テキパキとした綺麗に揃った衛兵の動作は美しく、とても記憶に残る交代式です。



任務に就いたら最後、1時間は微動もできず、まばたきも控えるよう指示されるのだとか。そのためお世話係が側に控え、衛兵の汗を拭いたり制服のしわを直したりしてくれるようです。



この律された体の動きと全員の息がバッチリあったパフォーマンスは圧感です。是非一度は見る価値があります。



ちなみに中正紀念堂の『中正』とは蒋介石の本名です。


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近代化日本の歴史に触れられる『台湾総統府』@台湾台北

2019-04-23 06:03:59 | 旅行
台湾でまた大きな地震がありました。大丈夫でしょうか?


『台湾総督府』は、日清戦争の結果清国から割譲された台湾を統治するために設置された日本の出先官庁でした。台北市に設置された台湾総督府本庁舎は、今日でも中華民国の総統府として使用されています。



『総統府』は、平日の午前中と、不定期の終日に一般公開されており、内部を見学することができます。身分証明のためのパスポートが必要です。



平日の公開は午前9時から正午まで。日本語・中国語・英語のツアーガイドが付き、パネルを使って総督府の歴史を解説してくれます。見学は1階のみで、予約不要です。



大正8年(1919年)の完成時には、赤レンガ造の建造物としては日本一背が高いものになりました。施工においては耐震・耐熱帯気候の工夫が随所に施されたほか、塔には台湾初のエレベーターを設置したり、防火のために館内は禁煙として建物の四隅に喫煙室を設けたりと、当時として画期的な試みが導入されてます。



『総統府』は赤レンガと白い花崗岩で造られたルネッサンス様式の風格ある建物です。設計はコンペによって競われ、日本銀行の本支店の設計を多く手掛けた『長野宇平治』の案が選ばれ、それに総督府営繕課の『森山松之助』が修正を加えて、1919年に完成しました。太平洋戦争時に空襲で一部損壊しましたが、1948年に修復され、文化資産保存法により国定古蹟となっています。



平日の見学コースの1階の回廊に向かいます。「建築の物語、総督の物語、総統の物語、台湾の物語」という4つのテーマで各部屋の中にパネルや資料が展示され、総督府から総統府への変遷がわかりやすく紹介されています。



日本の歴代総督の案内や下関条約の議定書など興味深い史料も数多く展示されています。



建物の真ん中にそびえる60メートルの中央塔には台湾初のエレベーターが設置されました。



人気の写真スポットの総統の執務室。



総統の執務室にあるものと同じテーブル。



総統府を守る憲兵の制服です。




耐震構造で、亜熱帯特有の疫病を防ぐため、中庭を作って採光と風通しも良くしました。



1階部分はぐるりと中庭を囲む回廊が続いています。風通し通しの良さと建物内への採光を考えた気持ちの良い中庭は疫病予防のためでもあったそうです。



赤レンガと白い花崗岩で造られたルネッサンス様式の建物は、上空から見ると日本を意味する「日」の字の構造になっており、日本の方角である東向きに建っています。日本統治時代に台湾総督府として建設された当時の面影を偲ばせます。



建物内の材木はすべて一級品であった台湾ヒノキを使用しています。



こんなところにも『平渓天燈節のランタン上げ』の写真が、



『総統府』の中の郵便業務はほかの郵便局と基本的に変わりません。



現在の総統『蔡 英文』とのツーショットもあり。



こちらは過去の台湾と日本の歴史的関係を無料で学べるお勧めの観光ツアーです。


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台北の王様グルメ『小龍包』@台湾台北

2019-04-20 07:01:47 | グルメ
台北の中山にある専門店の『京鼎樓(ジンディンロウ)』に行ってきました。



日本人も多く、行列のできるお店です。



『京鼎樓』は、小籠包の有名店「鼎泰豊」で修行した兄弟が、『京鼎小館』に続いて出店した2号店で、絶品小籠包は現地の方はもちろん日本人観光客やビジネスマンにも大人気です。



現在は東京(恵比寿・池袋・お台場など)・横浜(SOGO)など首都圏に多数、ミント神戸にも店舗を構えています。



店内は地下に50席・1Fに12席・2Fに60席の三層になっていて、2階に通されました。



『京鼎樓』の注文は、オーダーシートに個数を記入して店員さんに渡すタイプで簡単です。



先ずは『台湾ビール』から、台湾乾杯!



浦和にもできたようです。



きました。



生姜に酢と醤油を入れて小籠包のスタンバイ完了。



たっぷりの肉汁とさっぱりとした味付けの小籠包。



こちらは少し皮の厚い蒸し餃子。



そして『京鼎樓』オリジナルの「烏龍茶小籠包」です。生地に緑茶が練り込まれているそうで、綺麗な緑色がインパクトあります。味は、生地の “ほんのり” お茶風味と、烏龍茶が入った具の程よい苦みが丁度良い感じです。



やはり本場の小龍包は日本では味わえない美味しさでした。


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台北最大の夜市『士林夜市』@台湾台北

2019-04-17 05:36:00 | 旅行
台北には饒河街観光夜市、華西街観光夜市、師大夜市など多くの夜市があり、中でも『士林夜市』は最大の夜市です。



生き方は、台北駅から淡水へ向かう紅線(淡水信義線)に乗り込み『劍潭駅』で下車。駅前には大きな球体のついたビルがあります。



今回は、故宮博物館の帰りなので『士林駅』から向かいました。



平日ですが、物凄い人ごみです。



『士林夜市』の中心には、2011年12月にオープンした新しい施設で1階はゲームやお土産、雑貨などの屋台があり、地下には食べ物の屋台が連なっています。



先ず目指したのは、台湾B級グルメの代表格『胡椒餅』、有名店の『福州世祖』。



『胡椒餅』は、小麦粉で作ったパイ風のサクサクした生地の中に、胡椒でピリリと辛めに味付けされた豚肉餡と、1㎝ほどのぶつ切りにされた葱が入っている釜で焼き上げた焼きまんじゅうのような食べ物です。



溢れんばかりの肉汁が閉じ込められて、焼きたてを食べると、そのおいしさに病みつきになる人が続出する台湾の定番グルメです。



続いて一気に有名になったミシュラン掲載店『阿輝麺線』。



メニューは 「大・小」、それにトッピングを選べます。

•大腸・・・モツ
•花枝・・・イカ
•綜合・・・モツ・イカの半々
•清麺線・・具なし



大腸麺線(ダーチャンミェンシェン)を頂きました。日本人大好きなかつおとカキの旨みがじっくり味わえるスープに、ツルリとした細麺の組み合わせ。最高に美味しい麺線でした。



『阿輝麺線』は『士林慈誠宮』の前にあり、ランタンの飾りを見ながら頂けました。



そして最後は『士林豪大大鶏排』、士林夜市を代表すると言っても過言ではない特大サイズのスパイシーな鶏排(フライドチキン)のお店です。こちらの行列は凄いです。



アジアを象徴するとてもエネルギッシュな夜市でした。


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