硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

お相撲さんの世界は、解らなくてよいのでは?

2017-12-01 19:55:29 | 日記
テレビニュースはお相撲さんの話題で持ち切り。国技としてどうあり続けるかが問われているのだろうけれども、さっぱりわからない。でも、解らなくていいものなのかもしれません。

お相撲さんは、昔から「男芸者」と呼ばれる側面もあることから、その体はもともと複雑なものなのかもしれません。でも、観衆はどうしても理想を追ってしまうものであるし、海外での注目度が上がり、国技としての「理想像」を護らねばならなくなると、昔からの生業でもある「男芸者」の側面をそぎ落とさねばならなくなります。

また、「かつて貧しかった日本人がよい生活を送る為」の選択が、モンゴルの人達にも良い生活を送る為の選択になったといえるのかもしれません。
そして、大きなお金が動く「場」であるのだから、その「場」に、よりかかる人も多いのだと思うし、一度握りしめた利権はなかなか手放せないものだから「誰か」の問題では済まなくなり、話が複雑になっていると考えられます。

さて、そしてもう一つのわからない事は「情報」。
テレビ、新聞、週刊誌、ネットという発信源は、様々な情報を与えてくれるけれども、テレビや新聞に載らない情報が、ほぼ同時にネットに流れ、真意が分からぬまま広がり、その情報にテレビや新聞が追随するという形になっている気がします。
そして、情報は肥大し右往左往し、次第に飽きられてしまいます。

この事象は、最終的に、自分自身が一番正しいのだという思考に人々を誘ってゆくのではないかと思うのです。