硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

沈黙。

2017-12-25 20:49:47 | 日記
今年のクリスマスは、今までのような気持ちにはならなかった。

それは「沈黙」という映画を見た影響もあるのだけれど、上手く言葉にできない。

それでも、なんとか言葉にできたことは、身近に触れる事の出来ない信仰は想像しがたいものであり、一から学んだとしても心の奥底から自身を納得させることは難しいのではないかと思った。

「沈黙」は私達に自由を与えるが、「沈黙」であるが故に同時に躓きも与える。
私達は愛していると言い、同時に知らないという。
私達は平和を望むが、隣人を愛することが出来ない。
我が罪に対して赦しを乞うが、他者の罪は赦し難い。

信仰によって真理を求める事は、風を追うような事なのかもしれない。