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「あの後さ、マサカズのとうちゃん、めっちゃ怒って、マサカズ、とうちゃんにボコボコにされたんて、しっとる? 」
「マジで! 高校違ったから、あの後、誰が、どうなったかを全く知らなかった。ところで、マサカズって今何してる ? 」
「トラックの運転手しとるで」
「へぇー。意外といえば意外」
「あ~、分かるわぁ。マサカズって、少女漫画に出てくる男みたいやったでなぁ。けどなぁ、高校の時、女子にめっちゃモテモテやったんやって」
「・・・だろうなぁ。それは何となくわかる」
「あいつ、高1の時、バレンタインデーのチョコ幾つもろたと思う? 」
「めんどくさいな。まぁ、10個くらいだろ? 」
「甘いな。チョコなだけにな」
「おやじか」
「実はな、50個らしいで」
「マジで!! 」
「すごいやろ。マサカズは通学で電車に乗っとったやろ。そんなら、電車にはいろんな高校の女子もおるやろ。おまけに女子高の子もおるやろ。そんで、マサカズのかっこよさが噂になって、2月14日はすごかったらしいわ。それでな、あまりにモテるんで、電車に乗ってたヤンキーたちが、気に入らんかって、焼き入れたろかって言う話になったんやけど、霞のレディースの総番長も、やっぱり、マサカズの事が好きやったらしくて、焼き入れるのやめたんやって」
「すげえな! まさに伝説! 」
「すごいやろ! けど、あいつ、そんだけモテてても、硬派やったんな」
「マサカズ、もったいないことするなぁ」
「ほんまやで。彼女一人くらい紹介してくれてもええのになぁ。ケチな奴やで」
「あの後さ、マサカズのとうちゃん、めっちゃ怒って、マサカズ、とうちゃんにボコボコにされたんて、しっとる? 」
「マジで! 高校違ったから、あの後、誰が、どうなったかを全く知らなかった。ところで、マサカズって今何してる ? 」
「トラックの運転手しとるで」
「へぇー。意外といえば意外」
「あ~、分かるわぁ。マサカズって、少女漫画に出てくる男みたいやったでなぁ。けどなぁ、高校の時、女子にめっちゃモテモテやったんやって」
「・・・だろうなぁ。それは何となくわかる」
「あいつ、高1の時、バレンタインデーのチョコ幾つもろたと思う? 」
「めんどくさいな。まぁ、10個くらいだろ? 」
「甘いな。チョコなだけにな」
「おやじか」
「実はな、50個らしいで」
「マジで!! 」
「すごいやろ。マサカズは通学で電車に乗っとったやろ。そんなら、電車にはいろんな高校の女子もおるやろ。おまけに女子高の子もおるやろ。そんで、マサカズのかっこよさが噂になって、2月14日はすごかったらしいわ。それでな、あまりにモテるんで、電車に乗ってたヤンキーたちが、気に入らんかって、焼き入れたろかって言う話になったんやけど、霞のレディースの総番長も、やっぱり、マサカズの事が好きやったらしくて、焼き入れるのやめたんやって」
「すげえな! まさに伝説! 」
「すごいやろ! けど、あいつ、そんだけモテてても、硬派やったんな」
「マサカズ、もったいないことするなぁ」
「ほんまやで。彼女一人くらい紹介してくれてもええのになぁ。ケチな奴やで」