硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

臥床しながら考える。

2022-08-24 19:56:59 | 日記
身体はずいぶんよくなり、本も少しずつ読めるようになってきた。時々立ち上がると貧血のように体がふらふらするけれど、今の所、比較的軽い症状で済んでいる。

これまでに何度か発症までの経緯を思い返してみるも、依然としてどこでもらったのか見当がつかない。それが不思議である。保健所の人にも尋ねたところ、「そういわれる人は多いです」との答え。
目に見えないだけに、どうすることも出来ないという事実だけが残る。

そんな状態だから、ニュースを観ていても、感染者は増えるばかりなのも仕方がないのであるが、その状態でも貨幣を循環させようとしているのだから、歯止めは聞かない。
しかし、人とモノの動きを留まらせるような政策は、富豪さんの機嫌を損ねる。

貨幣の循環を優先する事によって、罹ってしまった人や医療現場の人は本当に大変な思いをしているのであるが、政治家さんは、なにもしない事が、富豪さんに迷惑をかけない事なのだから、下手に手を打たないのが、自身にとって得策であると考えるのではないかと思う
こういう構造を覆すには、現在大変な目にあっている人達が次の選挙は現在の野党に投票すると宣言すればよいのであるが、政治に失望したままでいてくれた方が、次の選挙にも当選しやすいから、なにもしないで政治に失望させておいた方が政治家さんにとっては好都合なのだろうと思う。
それが、日本の将来を見越した布石なら仕方がないとは思うが、その是非はわからない。

そんな事を考えながら、思い至ったのは、「新自由主義」「シン資本主義」というよくわからない思想の定義は、「富豪が、より豊かになるための経済」に、なるのではないかと思った。