硝子戸の外へ。

優しい世界になるようにと、のんびり書き綴っています。

高校球児にかける言葉。

2024-08-24 20:33:30 | 日記
今日の朝刊の中に「日韓両国快挙に称賛。SNSでは中傷の声も」という見出しを観た。

僕は高校野球には興味がないので、「韓国系の高校が優勝したんだなぁ」としか思わなかったのですが、その高校が批判されているのを一昨日くらいの(Ⅹ)で知っていたので、記事を読んでみて、問題が大きくなっているのだなと感じた。

しかし、なぜ、批判が出てしまったのでしょうか。

高校球児の彼らは平成生まれで、大東亜戦争とは無関係。
戦前、戦中からのルーツ持つ先祖がいて、韓国語も話せる人達というだけなのに、野球にも日常生活にも彼らと何の接点もない人がなぜ批判するのでしょう。

もし仮に、接点があって、実際に被害を被っているというのであれば、警察に届けるべきなのではないでしょうか。

それ以外の理由があるのだとしたら、批判している人のナショナリズムがそれを許さないからですか? アイデンティティがそれを許さないからですか? 

でも、それは、個人の感情の問題ではないでしょうか。個人の感情の問題なら、無関係な人に感情をぶつけるのは間違いではないでしょうか?

もし、主張していることが政治的な問題なら、私人にではなく、政治家に投げかけることが筋ではないでしょうか?

政治的批判は、頑張っている子供たちにかける言葉ではないと思う。