和紙を作る家に嫁いだ嫁のブログ

親子五代に渡り受け継がれた和紙作りの伝統を守るべく今日も奮闘する『和紙を作る家』に嫁いだ嫁のブログ

先日のお話。

2014-10-17 08:10:00 | みゆきの日記
先日、仕事と家の用事を済ませてから、主人と二人、福知山市内の実家に向けて車を走らせていると、


澤田先生からラインが届きました。


『美由紀さん!毎日放送見てる?和紙職人さんが出るから見てね!なんで田中さんにオファーしないんだろ?』


なんの事


突然で、なんか訳はよく分かりませんでしたが、

まだ実家に向かう車中だったので、すぐに実家の母に電話しました。


『お母さん!4チャンネル入れといて!!もうすぐ行くから!!』


実家に着くと、父と母がテレビの前にチンと座り、ニコニコして待っていてくれました(笑)



どうやら番組は、素晴らし技術を持った日本の伝統工芸の職人さんを紹介するもので、

その和紙職人さんは、信じられないくらい薄い和紙を漉かれる…というものでした


うちにも、漆を濾す為の超極薄の和紙があり、興味津々でテレビの画面を見入りました。


その方は、30才ちょいの若い職人さんでした。



『え~!あんな炊き方~!(原料の…)』


『あれやったら、うちの紙の方がキレイやんな?な!な!絶対!な!』



ワーワーキャーキャー言いながら興奮ぎみにテレビを見る私に、


黙ってジィ~っと画面を見入り、


『他の人のを見せてもらうのは刺激になるし、色々と勉強になるなぁ…』


と、主人…


あ~、そうか、そういう風に感じるべきなんですね…


大人げない自分に、ちと、反省致しました(;A´▽`A


紙漉き屋さん…とひとくちに言っても、

代々受け継がれていて、頑なにその伝統を守っていかなくてはならない紙漉き屋さん、


紙に魅せられ、他から入ってこられた職人兼アーティストさんのような紙漉き屋さん、


色々あるんだと思います


はい、主人が言うように、ほんと勉強になりました。


ちなみに…


うちの漆濾し紙。




ね、ね、やっぱ、うちのん、キレイやんね~(笑)