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今日一日だけ生きてみよう

卯月タラの日々のつぶやき

自由を愛する人。

2008-10-04 19:02:27 | タラの日記

こんばんは、卯月です。
今日は東京はいいお天気でした。
新しいストールを巻いて、カウンセリングに行ってきました。

薬局の仕事を辞めたらもったいないかなあ?と私は言いました。
校正の仕事をまだ再開したばかりなのですが、実は私は薬局を辞める方向で考え始めています。
月・木の午後だけでも、拘束されると、校正の仕事がやりづらいのです。仕事を掛け持ちすることのメリットは、気分転換ができる点にある、と先生は言いましたが、双方に支障が出ないように仕事をするのは、多分けっこう大変だろうと思います。
気分が切り替わるよさより、負担のほうが大きくなってしまいそうな気がするのです。
それなら、校正一本に絞ったほうが、動きやすい。

それともう一つ。
これも今日のカウンセリングで話したことですが、私は校正の仕事を始めて、自由業のよさをあらためて感じてしまったのです。
天丼屋さんを辞めたのは、肉体的にも精神的にもハードだったからでしたが、その「精神的にハード」という中には、細かい決まりの多さもありました。
髪はほつれ毛が出ないようにきちんと束ねること、アクセサリーは一切つけてはいけない、サンダル履きで通勤してはいけない、ガムや飴を口に入れて出勤してはいけない、…etc.、常識的な決まりごとであって、別に守ることがそれほど大変なことではなかったけれど、「決められている」ということ自体が、私には重荷でした。
薬局は、天丼屋さんに比べたらずっと自由ですが、棚から薬歴簿を探し出すのに狭い場所でかがみ込んだりするので、スカートははけません。
それと、ロッカーのあるところには一人しか入れないので、さっと着替えられるように、と思うと自ずと着る洋服のデザインが限られてきます。
ブーツがほしいな、と思っても、「あ、仕事にはいていけないや」と思うと買う気が失せてしまったり。
バッグも仕事に持っていけるものとなると、やっぱり限られてきてしまいます。
そういう、いろんな細かいことが、ちょっとずつ苦痛だったのでした。

「そんなこと、どんな仕事に就いたって、少なからず制約はあるものだよ」と言われてしまえばそうなのですが。私がわがままなのかもしれないのだけれど。

白衣を着て働くことが、初めはうれしかった。
今は、縛られているように感じてしまいます。

校正の仕事を始めて、あ、スカートがはけるじゃん!と思い、今日は帰りに洋服を買ってしまいました。おしゃれができるじゃん。それがうれしい。

「決まりというか、秩序を愛する人もいるけれど、自由を愛する人には、薬局の仕事は向いていないかもしれないね。在宅校正だけじゃなくて、普通の人のするような仕事もできた、という経験は、自信につながるんじゃないでしょうか」と、先生は言いました。

具体的に、いつ薬局を辞めるのか、いつどういう形で、店長に話すのか、というところまでは、まだ考えていませんが、校正の仕事が軌道に乗ったら、薬局は辞めてもいいなと思っています。

かつて一緒に仕事をした友達2人が、私のことを「優秀な校正者だった」と言ってくれました。
自信はないけれど、校正はほんとに好きな仕事、この道で頑張ろうと思います。

長くなっちゃった。お付き合い、ありがとうございます。
明日は、あさって納品するゲラを仕上げます。
ではまたね。おやすみなさい。

コメント (4)
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