今日一日だけ生きてみよう

卯月タラの日々のつぶやき

生きている。

2010-02-21 19:43:29 | タラの日記

こんばんは、2度目の更新です。
美容院に予約を入れてあって、どうしようかなと迷ったのだけど、結局行くことにして、お昼過ぎに出かけた。
美容院は苦手、だったけど、今日は、その苦手な「美容師さんとのお喋り」が、現実を忘れさせてくれて、楽に思えた。

夕方、美容院を出たところで、眩暈と吐き気に襲われた。目がチカチカした。
美容院を出たら外が果てしない砂漠だった、みたいな感じがして、足がすくんだ。
すぐ近くの公園に入って、しばらくベンチで座っていた。

戻ってきた現実を噛み締めながら、スーパーによってカッターを買った。
無性に切りたいと思った。

帰ると娘が、具合が悪いと言って寝ていた。
あさっての試験のことを考えると、いてもたってもいられないそうだ。
何も手につかない、と言う。
今、私が手首を切ったら、娘は試験どころじゃなくなるだろう、と思った。
せっかくここまで来たのだ。
台無しにしてはいけない。この子の人生の邪魔をしてはいけない。
カッターをしまって、安定剤を飲んだ。

今は薬が効いて、ぼーっとしている。
仕事しなくちゃいけないんだけど。
リストカットするよりは寝ていたほうがマシ。そのほうがずっとえらい、と自分に言い聞かせる。
自分を切り刻めたらどんなに楽だろう、と思いながら、汚い血をととめどなく流して死ねたらどんなにいいだろう、と思いながら、生きている。


暴走。

2010-02-21 09:23:48 | タラの日記

ようこそ、卯月です。
昨日はカウンセリングに行ったんだけど、大騒ぎをしてしまいました。
折りたたみ式の、いつも持ってる果物ナイフを出して、それで手首に切りつけようとかすったところで先生に取り上げられて、パニックになって大泣きして、わめいて、先生も私もヘトヘトになってしまいました。
先生は「やけくそになってる状態では帰せない」と言って、私の状態が落ち着くのを待ってくださって、診察室から出てきたらもう3時近かった(いつもは2時10分か15分ぐらいには終わるはずなのです)。
「どこかすごく遠いところに行っちゃってるの? いつも『支えてくださいね』って言ってる、その気持ちももう吹っ飛んじゃってるの?」と言った先生の言葉が、悲しく胸に響いた。
制御不能。まさしくそんな状態だった。
誰が何と言おうと聞いちゃいない。もう自分の中で自分が暴走するのを、止められなかった。

ナイフを没収されちゃったので、帰りにカッターを買おうと思ったんだけど、それはできなかった。
買ったら切るだろう。
それは、私を懸命に止めてくれて大騒ぎに付き合ってくださった先生の苦労を、無にするということだ。
人間として、それはどうよ。そう思うぐらいの理性は戻ってきていた。

私は悲しいのだ。
ただ、悲しいのだ。
悲しくて頭がおかしくなりそうで、苦しくていられないのだ。
人間は悲しみがあまりにも大きいとき、どう対処していくのだろう。
みんな、どうやって生き延びていくのだろう。