すずめ休憩室

日々のこと、好きなこと、飼っていたペットのことなどなど・・・。
気の向くままにつづってみました。

石屋製菓の白い恋人

2006年11月16日 | 美味しいモノ
お友達からお礼にと戴きました~石屋製菓の「白い恋人」

北海道お土産の定番と化してますが、なんか好きなんですよね~これ。
似たようなお菓子って他からも出ているけど、なんと言っても本家「白い恋人」の美味しさはしっかりした厚みのホワイトチョコでしょう

ほら

ホワイトチョコクリームじゃなくて、ちゃんとした板チョコなのよ~
これにラングドシャークッキーがほんとによく合う
サクサクの軽いクッキーとホワイトチョコの甘さがお口の中で溶け合って、これとブラックコーヒーを一緒に頂くと美味しいのよねん

そういえば「ラングドシャー」って「猫の舌」って意味らしいですね
この「白い恋人」が有名になったので石屋製菓の社章も「猫」にしちゃったんだそうです。知ってました?(笑)


「白い恋人」と言えば「北海道銘菓」というイメージが強いけど、
今は「白い恋人」といえば「コンサドーレ札幌」か?(爆)
甘いお菓子だけど他のチームに舐められてはイカンぜよ

道産子らしくもっとけっぱれ~(←頑張れの意)

「僕と君の間に」

2006年11月16日 | 漫画・本
今回ご紹介するのは鈴木央(すずき なかば)さんの「僕と君の間に」全3巻

「エデン」と呼ばれたドームで育った機械いじりが得意の少年・ホークは最愛の少女・セルマが死んだのを機にエルマが見たがっていた外の世界を見るためドームの外に出る決意をする。ホークが始めて触れた外の世界・・・そこは地域によってさまざまな文明クラスが違う雑多な世界だった。とある中級文明都市に飛行機に乗って現れたホークは彼を天使を誤解した人たちに捕まってしまうのだが、そこで同じく天使と間違えられ捕らえられていた女性・ダリアと出会う

鈴木さんの漫画って「ブリザードアクセル」しか読んだ事なかったけど、ファンタジーもいいですね~

けして絵が上手い訳でではないと思うし、独特の等身だし(苦笑)、少年漫画に多くある悪役など心の醜いのは姿も醜く描かれるなど、主要キャラ以外は顔や性格もデフォルメされている絵なので、少女マンガで慣れた人には違和感があるかもしれないけど、気弱なホークと女王様っぷりがいいダリア、そして愛嬌があるダリアの相棒・シルヴァンのトリオがなんともいい味を出しているんだなーこれが。
常人離れした強さを持ち一見冷たそうな女戦士・ダリアにも実は可愛い女の子の部分が見えたり、小さくか弱いホークがやっぱり男の子らしくダリアを守ろうとする姿もまた良いし

まさかこれも打ち切りではないとは思うけど、壮大なストーリーになりがちなこの手の題材を全3巻の中にギュッと納めているトコも凄い。
ぐんぐん読み手を引きつけて盛り上げ、勢いが落ちることなくラストまで持っていった感じがして、あっと言う間に読み終わってしまった。欲をいえばもっと読みたかったかな(笑)
1人の少年を中心にしたファンタジーアドベンチャーかと思いきや、ダリアの強さの秘密や過去が明らかになるにつれ、生命の倫理みたいな部分や生き方を問われるようなメッセージ性もかい間見えたりして読みごたえがありました。

前作では色々不遇もあったようだけど、これを読んで鈴木さんって実力はある漫画家さんのように思えました。
おかげで現在連載中のブリザートアクセルにますます期待が増した様に思えます

ファンタジー好きの方、または鈴木央という漫画家さんを知らない方、おためしあれ~