すずめ休憩室

日々のこと、好きなこと、飼っていたペットのことなどなど・・・。
気の向くままにつづってみました。

親の介護

2006年12月29日 | 日々つれづれ
今日は職場の同僚お母さんのお通夜でした。
同僚とは年齢も一緒なので他人事とは思えません

その同僚のお父さんはアルツハイマーによる認知症なんでそうで、それでもお母さんと夫婦仲良く日中はディサービスの施設に行ったりと、家族3人仲良く暮らしていたそうです。

そんなある日突然お母さんを襲った死の病

意識不明となり入院となってしまい、残された同僚はお父さんから眼を離すことも出来ず暫く会社へ来れませんでした。
近隣の老人介護施設は何処も満杯で空きはなかったそうです
ああいうトコの空きとはすなわち入所していた誰かが亡くなることでしか出来ないのですから・・・

幸い同僚のお姉さんが元看護婦と言うことで色んな人のツテを頼り、嫁ぎ先の街でなんとか受け入れてくれるトコを見つけられたようで、暫くすると会社に復帰できたのですが・・・

親の介護をするためには自分が会社すら行けなくなる・・・そんな現実

高齢化、少子化の進む中、こういう問題はけっして他人事ではなく、いつか自分身の上にも降りかかってくるんだなぁ・・と悲しくなった出来事でした。
税制改革で医療制度などにしわ寄せが来ているけど、弱者を締め付けるより、家族の中にそういう人がいても安心して働ける社会、子供を安心して育てられる社会、そういうトコにももっと目を向けてもらいたいですね

変なタウンミーティングに何千万とか、天下って2~3年働いただけで退職金が何千万出すくらいなら、こういう介護施設の充実や介護の世界で働く人へ還元して欲しい。
ほんと大変なんですよ、ああいうトコの介助のお仕事。

余談ですが、ここ数年でめっきり太った私は喪服がキツキツで危く葬儀に出られないトコでした(汗)
昔はユルユルだったんだけどなぁ・・・この喪服
背中のチャックを締めるのにも一苦労でしたが、何とか体を服に押し込み参列してまいりました。
喪服が着れなくて葬式に出られなかったら末代のでの笑い話だわ
(いや子孫はいないから一代限りの恥か・苦笑)

なにはともあれ新調しなくっちゃ