すずめ休憩室

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気の向くままにつづってみました。

「花より男子」

2007年01月03日 | 漫画・本
「花より男子」 神尾葉子 全36巻 集英社刊行

超メジャーや人気作と言われる作品を意外と読んでいない私ですが、この度ようやくけいさんにお借りして読みました。いつもありがとう、けいさん

超名門・英徳学園に入学した牧野つくし。金持ち子女が集まるこの学校で庶民のつくしはひっそり目立たすに過ごそうとしていたが、ひょんなことからこの学園の中心グループであるF4と呼ばれている4人に目をつけられイジメに遭ってしまう。
中でも中心人物は道明寺財閥の御曹司。道明寺司。
理不尽なイジメをする道明寺に対し、堪り兼ねたつくしは飛び蹴りを喰らわすが・・・

日本のみならず、台湾でも実写ドラマになっている作品ですが面白かった~
つい先が気になって36巻一気読み。気がついたら朝の8時でした。正月休みで良かった(苦笑)

最初はそれほど絵・ストーリーとも魅力的に思えなかったんですが、巻を重ねる毎にF4がカッコよく、そしてつくしが可愛く思えました。後半は確かにくっついたり離れたりを繰り返すというラブコメの定番ともいえるストーリー展開となってましたが、テンポがいいお陰でそれほどだらけた感じも無かったです。
そして36巻という超大作で、波乱万丈とはいえ好き同士のカップルがキス以上ないというのも、精神的な愛情がガンガンと感じられ、返って乙女心をくすぐって良かったです。エロさが出ちゃっているラブコメ漫画ほどツマラナイものはないんで(笑)

この作品も今どきの漫画(という学校っぽく)イジメが少し入ってますが、イジメ社会の打破のヒントもあるのかなとも思えたり・・・良い友達と元気があれば意外と乗り越えられるモノってのは多いかもしれないですね。

漫画には「悪役」というのがいるとピリっしたアクセントになるんですが、この「花男」もいますね~いろんなタイプが(笑)そして漫画には私が苦手とするタイプの人が2人出てましたわ(苦笑)

1人は「道明寺のお母さん」・・・傲慢で自分の考えを譲らず、他人の意見を聞こうとしないトコが苦手。きっと自分の考えの伝え方が下手なんでしょうね、自分もそういうトコがあるので同属嫌悪って感じかしら(苦笑)

そしてもう1人が「海ちゃん」・・・ごめん、こっちの方が嫌いかも(苦笑)
こういう考えの人ってはた目には「親切」で「良い人」でみんなを味方にする人だから、違和感を覚える自分が「情の無い悪人」に思えてくるのよ。心狭い?(爆)なんかね・・・本当の親切じゃないから腹黒く見えるのよね
親切って難しいことですよね。親切と自己満足をたまーに履き違えている人がいるけど、自分もそういう事をしていないか?と自問自答することを忘れないようにしようっと。

さてこの「花より男子」ですが、1月から再び「花より男子リターンズ」としてドラマが再開されるそうですね。チラっと番宣を見ましたが、なかなかキャストに原作キャラ達の雰囲気がありまね。道明寺役の松本くんの身長が足りないのが気になるけど(原作では道明寺が一番デカイので)クリクリパーマの髪型が似ててラブリーです(笑)

気になる人はこちらをどうぞ→花より男子リターンズ

でもあれね、道明寺クンのトコが松本潤クンの写真でなく漫画のまんまって、やっぱりジャ○ーズ事務所の関係なんでしょうかね・・・

あそこは特に所属タレントの肖像権に厳しいっていうし(厳しさでいえばディ○ニーが凄いらしいですが・・・)、自社のサイトでさえ、タレントの画像は載せないトコですから特に画像流出が懸念されるネットでは配信しないのでしょうね(推測ですが)
でも他のキャストの写真が載っているのに、松本クンのとこだけないというのも違和感あるなー(苦笑)