「暴れん坊本屋さん」久世番子 全3巻 新書館
漫画家・久世番子、彼女にはもう1つの顔がある
それは・・・本屋で働く店員さんだったのだ。
自分のコミックスを大量注文したり、大量の本のビニール掛けをしたり、そして売れなかった本を泣く泣く返品したり・・・
久世番子が実体験を元に送る「本屋さんの裏側全部見せます的エッセイ」ここに誕生!
ご存知の方も多いですが、私も漫画好きを自称するだけあって本屋さんにはお世話になってます(笑)
最近はネット書店というおウチに居ながら本を買えるという便利なものもあって、それらもかなり利用してますが、それでもあの本屋独特の雰囲気が好きで良く行きます。特にガイドブックや専門書などは見てみないと感じがつかめないから。
自分が求めるピッタリの本を選ぶのにはやっぱり直に見れる本屋さんが一番ですね。
なのでもし自分がアルバイトをする事があるなら本屋さん(しかもコミックス担当)がいいなーと漠然とし思っていましたが、なんかこれを読むと思っていたより大変・・・と思いつつも「ますます面白そう!」とも思ったり(笑)
とかく「業界のウラ話」というのは面白いもんです、うん(爆)
発売予定の新刊があの本屋に置いていなかったのはこういう訳?!
小説を買うと店員さんが優しく「カバーかけますか?」と当たり前の様に聞いてくれるけど、その心のウラにはこんな事があるとは!・・・・って感じです
本好きの人もそうでない人も楽しめる漫画です
特に本屋で働いていた人には絶対お奨め!
でも面白い漫画なのに全3巻で完結とは・・・ここにもなんらかの出版社の意図が絡んでいるのだろうか・・・(←考えすぎ?爆)