昨年の春まで使っていた「自家製温室」が、傷みが激しく使いものにならなくなりました。もう取り壊しにするか補修するか迷いましたが、上のガラス戸がまだ数年使えそうなので修理することにしました。このガラス戸は6年ほど前、古い「こーえ」(「小家」と書いて「こーえ」と読む。江戸時代に普及した隠居部屋。藤沢周平の世界で、家督を長男に譲った老夫婦が寝起きする処で、小さな床の間と居間と寝室、それと簡単な炊事場がありました。三度の食事は母屋で長男の家族と一緒にとりました)を壊したとき、残しておいたガラス戸です。
材料費は2,900円(コンパネが1,050円×2枚、油性ペンキが一缶800円、4センチ角の垂木およびその他の木材と刷毛はあり合わせ)。垂木で骨組みを作り、コンパネを張ったのですが、3本の垂木が集まる角の部分をどうするか、先回はL字型留め金でごまかしましたが、今回は切りこみの組み合わせで作りました。(最近注目の「壁構造」も利用)そのため下準備に丸一日かけました。
師匠のブログで、師匠が2月中旬に野菜の種まきをされることを知り、てっきりハウスでの播種と思い込み、自分も真似しようと温室を修理したのですが、実際はマルチとトンネルとのこと、それはそれで教えて貰うとして、この温室ではトウモロコシなど新しい挑戦をしてみようと思っています。