1月23日のブログでご報告申し上げた「新方針にもとずくプラムの剪定」を終わり、ふくろみ病対策としての石灰硫黄合剤の散布を終わりました。
我が家には4本のプラムがあります。右がNO3で左がNO4です。ご覧のとおり、左はまだ幼木(4年目)で、今年やっと実をつけてくれるかどうかというところです。新剪定方針を「逆さ傘(さかさがさ)方式」と名付けました。完成までには後2年は必要と思っています。
石灰硫黄合剤の散布については「マイッタマイッタ事件」が2件起きました。第一は、この合剤の希釈率(薄める倍率)についてです。念のためネットで調べてみると、あるHPでは20倍としていますのに、他のHPでは120倍としているなど、バラバラ。私が購入した薬剤には「すもも→ふくろみ病→140倍」となっています。20倍と140倍では開きが大きすぎます。これには「マイッタマイッタ」と悩みました。昨年までは薬品の壺に書いてある倍率(120)を使っていましたが、実は効果が疑われる展開でした。
そこで、ネットのHPを隅から隅まで丁寧に読み、何処が出したHPかも勘案、「20倍、ただし散布は大寒から遅くても2月10日まで」という“散布時期指定”という説明を信じて20倍を採用しました。(ちなみに、下の写真の箱には散布時期の指定はなく140倍となっていました)
昨年の残りの薬剤は有効期限が切れていましたから、新たに購入。20倍だから500mlを2本かなあ、と思ってお店に出かけましたら、何と10ℓ入りの段ボール箱しか売っていませんでした。10ℓが1,300円でしたから、500mlだと75円となって確かに商売にならないか、と思い、1ℓビンが10本入っていると思い買ってきました。
ところが段ボールの中には10ℓのビニール袋が入っていて、取り出し口はご覧の通りのキャップ。これには「マイッタマイッタ」です。物置場を引っ掻き回して「手動灯油給油器」(波型状の袋部分を握ったり放したりする)を見つけ、近くの花屋さんで「計量カップ」を買ってきて20倍の散布剤を作りました。ここから先は、楽しい作業で、ナショナル電動噴霧器でたっぷり散布。今春はふくろみ病ゼロを確信しています。(薬害が出て“ふくろみ病はやっつけたが花芽もゼロ”とならないように、これから神仏に祈ります)