かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

[プロポーズはキリスト教文化!」

2017-07-04 | 気ままなる日々の記録

  僕の学生時代からの友人が僕のブログにコメントを寄せて呉れて、彼も結婚するときプロポーズせずに、結婚準備をどんどん進めた」と書いてくれました。僕はそうだよなあ!とひざを打った。彼女が僕との結婚を喜んでくれるか嫌がっているかは、交際中に雰囲気で分かるものだと思うんだ。よほどのことがなければ嫌がっている彼女と結婚しようとは思わないと思うんだ。つまり、結婚が上手くいかなかったときの責任は僕が取ると云う責任感であり、断るという厭な仕事をさせないという思いやりであり。以心伝心という「眼は口ほどにものをいい」と云う日本文化の世界だとおもうんです。

  それに引き替えキリスト教文化圏は『契約」の文化です。キリスト教がそもそも神との契約ですものね。僕は契約文化よりも「以心伝心」文化の方が進んでいると思っています。英語に訳せない言葉を沢山持っている日本語を巧みに話せる人は優しい心を持った人だと確信しています。「武士に二言は無い」の世界の方が契約文化より進んだ文化だと思っています。

   江戸時代国民の識字率は世界一だったと云います。日本では藩主の命令を板に書いて村の中心部に掲載すればそれで、周知徹底できたそうですが、ロンドンではそれはとても無理で、為政者は新政策や税の取り立てにくろうしたといいます。たしかに、日本の場合まあ単一民族で、江戸言葉でまあ、全国の人々と意思疎通できたわけですがロンドンの場合国際都市で何十種の言葉が飛び交い文字を持たない言葉の人々も多く、イスラムと云う個性の強い文化圏の人も多く住んでいたので大変だったと思う。(T)

   

                                                梅雨時の風景