かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

失われた上品な「お笑い」

2017-10-06 | 気ままなる日々の記録

  半身不随になって、しろくじちゅうベッドに横たわり,ぼんやりテレビを見ている時間が多くなった。

そこで思うのだが「お笑い芸人」と云う人たちの質が劣化したのではないか、ということである。

 ①まずメイクや服装である。頭髪を黄色に染めて真っ赤なネクタイをしたり、部屋の中で変な帽子を冠り、部屋の中でサングラスをかけたりしている。むかし、大道芸人が変な鼻を鼻にのせて、太鼓をたたいたり、鐘をならしたりして、「大売出し」の広告を背中でひらひらさせながら道を歩いていたがそれと同じ形相でテレビに出ていて、話す言葉に何の芸もない。

 昔「とんち教室」と云うラジオ番組があって、答えを聞いてそのうまさに感嘆したものだが、 最近の芸人は何の芸もない、ただ普通の人が下品で口にしないようなことをマイクの前で云って笑いをとろうとしているだけだ。かって、②大宅荘一という人が民放テレビが始まる時によほど真剣に取り組まないと、内容審査をしないと「一億総白痴化が進むと云ったが、現在を見ていると正にその予言通りになってきているように思われる。番組作製のデイレクターの劣化だろうか。こんなとき、いつも、憲法だの自由だのわめく人たちがいるが、我が国の伝統的な公序良俗は壊してしまったらもうもとにもどらない。

 ささやかながらくだらないコマーシャルを流すスポンサーの商品は買わない、そういうテレビ局のテレビはみないようにしている。

 愛国的な評論家の皆さんが立ち上がって、我が国の伝統的な上品なトークや川柳が聞けるように声をあげて頂きたいものだ。蛇足かも知れないが、一言付け加えておきたい。エジプトのピラミッドの中の通路に何やら書かれているというので、ヨーロパの古代エジプト文字を研究している人が集まって分析したところ「最近の若い者は真面目に仕事をしない」とかかいてあったとか。

 巨大な石を積み上げてあれだけの建造物を造ったのだから、大勢の男たちが集められ連日重労働をさせられたことだろう・そのとき、中堅労働者として中年の班長さんの様な人がつい愚痴を落書きにかいたのだろう、ということだった。つまり、6000年も前から中年男は「最近の若い者は」といって若者批判をくちにしていたということらしい。筆者も注意しないといけない、と心にちかったところだ。

 何かの弾みで、また、大言壮語に走ってしまいシツレイシマシタ、全部取り消したい気もしますが頑張って指1本で打ってきたのでまあ投稿することにします。失礼の段ございましたら、ご容赦賜りますようお願い申し上げます。(T)

  

                     中秋の名月