ここ「住宅型有料老人ホーム」にはリハビリ用の器具が各種おいてあるコーナーがあって、其処に集まる人たちはいつの間にか友人になっている。或る時そこで話題になったのがタイトルに書いたテーマであった。
イエスはすでに、少しのパンをあっという間に増やし貧しい人たちに配ったりしている。
そんなことのできる神様の申し子のような人を十字架にかけるなどということを、チョットした王さまができるはずがないからである。みんな「わからんなあ」というのみ、中には「誰でも構わない」というひとさえいた。
ここに、岩波ジュニア新書792という新書があってタイトルは「キリスト教入門。僕は早速ネット通販で買って目を通した。
イエスはユダヤ人で、旧約聖書と云われているユダヤ教徒で、そのユダヤ教の宣教師の資格さえ取ります。ここからがイエスの凄い所でユダヤ教の布教のために使途を集めていろいろな講演をしますが、その中にどんどん自分の考えを織り込み、信者を獲得していきますが、ユダヤ人以外の人種に関しても神の愛を説き沢山の支持者をえます。
これに腹を立てたのがユダヤ教の頬分で改善命令を出したり、宣教師の資格を剥奪したりしますが、イエスはその命令に従いません。そこで。イエスを捉えて処刑したのはユダヤ教徒の司令部でした。普通こういう時、イエスが起こした宗教運動の本部はユダヤ教をはいじょするのですが、イエスはそれを許さず、ユダヤ教徒の神との契約を全て受け入れ、新約聖書に織り込みます。
かくして、イエスを処刑したのは、ユダヤ教徒の宣教師たちであり、イエスはそれを受け入れ黙認し刑に服した、ということのようです。十字架に架けられたイエスは、翌日には十字架から離れて天に上ったとか、いろいろと伝説があるようですが、それらは、どうも後から加えられた寓話のようです。
ただ、僕が不思議に思うのは、大昔人類の祖先がジャングルに住んでいたころから、イエスが誕生したころ、それほど時を経ずにインドの山奥で釈迦が生まれ、中国の黄河のほとりで、江氏が現れ儒教を広めた点である。筆者はダーウインの進化論は正しいと信じています。だから、機会があったらガラパゴス島へは行ってみたいと思っています。まあ、のこり少ない人生です。ガラパゴス島へは、あの世経由でゆくことになるでしょう。以上蛇足で失礼しました。(T)
中秋の名月
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