かわずの呟き

ヒキガエルになるかアマガエルなるか、それは定かでないが、日々思いついたことを、書きつけてみようと思う

昨日はとんだ人生勉強の日でした。

2015-04-10 | 気ままなる日々の記録

 朝10時過ぎにスタッフの男の子が来て「今日は11時半から歯科の訪問診療の受診日です」と云う。私は驚いて、「聞いていません。それに僕10時半からお風呂です」というと「お風呂の方には11時半までに終わるよう僕から頼んでおきます」という。家内は朝からいろいろな用事で外出中だった。お風呂を済ませて訪問診療の診察室の前で並んだ。しかしそこは、女神ニケの像の前ですごく寒いところだった。エアコンの暖かい空気は上に上がりエントランスの自動ドアは人の出入りに合わせて開いたり閉じたりするが、その度に外から冷たい空気が吹き込む、時には子どもが面白がってドアの前を往ったり来たりして遊んでいたりする。お風呂上りに寒くなって風邪でもひいたら、まさに泣きっ面に蜂だ、と思い急いで部屋に戻り、毛糸のセーターを持ってお風呂へ急いだ。顔なじみのケアさん(Kさんとする)に着せてもらおうと思ったからだ。

僕(Oとする)「お忙しいところ、すみません、これ着せてください」

Kさん「いいですよ。それより、さっき出て行ったOさんが、着替えのようなものを持ってまた来たので。『僕のお風呂まだ~』と言い出したらどうしようと思ったわよ。そういうふうにならないでね」

O「そういう人沢山いるの?」

K「けっこう沢山おみえよ。それに2種類あるの。『さっき、お入りになったよ』、というと、『そうだったあ』、とすぐ謝る人と怒り出す人と。Oさんの場合は間違いなく怒り出す方になられると思うわ。いつも、自信ありげに自分の意見を言っておられるから

O「ギャフン。そうかなあ~。困ったもんだねえ」

K「そうよ。そうなると奥さんが一番大変。そうだ!今日から奥さんが何を言われても『そうだね、ありがとう!』と云うようにしなさい。これ約束よ!』と云われてしまった。家内が帰ったらすぐにこの話をし、Kさんに聞かれたら『そう云うようになったと云っておいてくれよ』と頼んでおいた。オソマツ君はこういうことは得意だ。家内の話によると、Kさんはご実家が江南市で字が我が家に近いという。だから、思いのほか私のことをよくご存じかも知れない。世間は思ったよりも狭い。用心!用心!だ。その後の顛末だが、どれだけ待ってもお医者さんも来なければ、患者さんらしき人も来ない。変だと思って事務室に聞きに行ったら『あなたの歯科受信日は5月8日です』と云われてしまった。どうすると5月8日と4月9日と間違うかと怒れたが、『ああ、そうですか。有難う。』と云った。あれは、キリスト教だったか仏教だったか、”この世に無駄はない。全ては神様・仏様のお恵みの通り”と云う言葉があったことを思い出したからだ。アリガタイことです

 

     

                  蓮池に置かれた植木鉢のパンジー。

 

 


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