前線の通過とかで昨夜来の雨、ときどきの稲妻と雷鳴に驚かされるながら、久しぶりに朝からパソコン。思いついたタイトルが「豊作と凶作」
雨の合間を縫って柿とキイウイを撮影、柿が豊作でキイウイが凶作。最初は豊作の方。
我が家には親の代からの柿が3本もあって今なお現役。その上、私がどうしても接ぎ木の実験がしたくて、実生の柿に富有(ふうゆう)を接ぎ木したものがうまくいって、今では4本。例年は7月から8月にかけて“シンクイムシ”とかにやられてポタポタ落ちてしまうのだが、今年は少雨・猛暑のせいか4本とも豊作。うれしい悲鳴で、貰ってもらう人を探すのに大わらわ。
自慢は何と言っても「完熟」。市販の柿はどうしても完熟を待たずに収穫しているので味が落ちる。完熟の味を知らずに「柿はあまり好きではない」という若い人が多くなったのは残念だ。
次に凶作。キイウイは4年前に、夏の水遣りを怠って雄株・雌株ともに枯らしてしまった。13ℓのバケツに3杯ぐらいは収穫していたので残念至極。翌年の春、さっそくペアの苗木を植えて今年で3年。昨年は20個ぐらい収穫、今年は雄花も雌花もまあまあ咲いたので大いに期待していたのに、ご覧のとおり。
実が少しも大きくならず、若くして老人のような風貌。施肥や水遣りなど思いつくことはすべて試みたが改善のきざしは見られなかった。下の写真が標準だが、これは着果した分の20%のも満たない。
原因が分からず、鬱々(うつうつ)としていたが、最近「この草よけシートが原因じゃないの」という識者の意見を聞いて、霧が晴れた気分になっている。
実は、6月ごろだったか農業用資材店で「草除けシート」なるものを見つけ、「いいものが出たな、早速やってみよう」と買い込み、キイウイの下に敷いた。確かに水は通すが草は生えない。光をカットしているためだ。だが、識者によるよると、こうしたシートには除草剤を染み込ませてある場合もあり、農業用と書いてあったかどうかが肝心だ、とのこと。「説明書を読んだか」と詰問されたが、「小さな字はメガネがないと読めない」と言い返しておいた。
来年は心を入れ替え、真面目に手で草を取る決意で、キイウイに再挑戦する覚悟。
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