正確に言えば、メイン州ポートランド沖のクリフアイランドと云う小島にいる友へ、誕生日祝いのEーメールを打ったと云うべきかもしれません。何故なら友達夫婦は8月から9月にかけてニューヨークのクリニックを1か月夏休みにして、カナダ国境近くの辺鄙な島へ避暑に出かけてしまうからです。
昨年までは、エヤーメールを送っていたのですが、2015年4月やっとEメールアドレスがとどいたのです。(今どき、米国人としては珍しくタイプライターだけで仕事上の処理を済ませていた様子で、夫婦とも自宅をクリニックにしてまだ働いています。年齢は確か80歳近いはずです。)
先月、久しぶりに私の方から写真添付で雛誕生のニュースを送ったら、
It is a small world. と云う返信が来ました。何かと思ったら、彼らの住んでいるコテージの近くにも雛が生まれ、よく一列に並んで水浴びをしているというのです。
誕生日のEメールだけは普段より少し気を使います。何故なら着信記録が画面に出てしまうからです。時差を計算して日付が替わって現地時間に合わせて打たなければなりません。誕生日前日に着信となるのは、まだよいとしても、1日遅れで届いたのでは、折角のお祝いの言葉も、効果が半減してしまいます。
数か月前、こちらの誕生日に1日に二度もEメールが届きました。一通目は普通通りの誕生日祝いで、二通目はお遊びのEメール。日本時間ではとうに日付が変わってから届いたのでどうしてかと思いきや、米国ではまだ数時間誕生日の時間があるから、これからワインで祝うというもの。
米国人のウイットというか、子ども心のような茶目っ気に苦笑しながら、それでも2度もお祝いしてくれたのだからとまんざらでもない気分でした。(E)
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