詳しくは、グーブログ「私の70代」(K先輩のブログ)をみていただきたいのですが、中国の梁《502~529》の時代に皇帝の命により文字を習うためのテキストを造ることになった何とかいう学者が4文字熟語を250個並べそれを楷書、行書、草書の三つの書体で書いたものが「三体千字文」のようですが、先輩がそれをキチンと調べ上げ、墨痕鮮やかに描かれているとお聞きし、そのコピーを拝見したいとおねだりした。そうしたら、1ノ1、1の2、1の3,2の1,2の2、3ノ1,4ノ1、等に分けワープロで漢字を打ちその読みと意味を丁寧に解説した印刷物をくださった。
ものすごい労作だと感謝感激雨霰だ。大切に何度も読ませて頂いているが、オソマツ君にはチョット程度が高すぎるようだ。オソマツ君の関心事はお粗末ながら4文字熟語250個の中に同じ文字が出てこないかどうか、もし1ッ個所でも同じ文字が出てくれば、千字文にはならないという程度の悪い興味だけであった。戴いたデータを見る限り同じ文字は見当たらない。
むしろ、四文字熟語というより四文字による世界観の表記ともいうべき文字の並びで、当時の人が宇宙をどう見ていたか,とどまることなく変化する自然界をどう見ていたかを四文字で表していると見るべきで興味深いものがありました。
例を書きますと、天地玄黄 宇宙洪荒=(天は玄(くろ)く地は黄色 宇宙は広く広大無辺
等と延々と続きます。《恐縮ですが音読みが分からず、パソコンで打ち出せません。》(T)
今後とも、よろしくお願いします。