この施設のお風呂で患者さんの衣類を脱がせたり着せたり、更には、体にお湯をかけてハンカチぐらいの大きさのタオルに石鹸を付けて体を洗って下さる人は通常ケアーさんと呼ばれています。この人たちは、近くにお住いの主婦の方々でご自分の都合のいい時間だけパートで働きに来ておられる方々です。
皆さん人生の酸いも辛いもご承知の方々で、かって、「男の人は面白いですね、体の同じところに同じ形のものが付いているといわれ、オソマツ君が「自分の物だけ形が違っていたらその男の人は自殺してしまうかもしれませんよ」と云ったら「死ぬほどのことでもない」と言ってのけられ「いろいろな形があったら主婦の浮気が増えるかもしれませんね」といってのけられたこともあります。
そのケアーさんたちが最近何につけても「とか」「とか」といわれます。例えば「お湯とか入れていいですか?「泡とかいれていいですか?」といった調子である。僕は「お湯だけにしてください」「泡だけお願いします」と答えることにしています。そうすると「どうしていちいちだけ、だけっていうの?」と聞かれるので「とか」「とか」とおっしゃるからね」とこたえると「厭らしい人!と答えられるので困ってしまいます。この「いやらしい」がまた流行語」らしいです。いいお婆さんが女子高校生のように話されることこそ「いやらしい」とお思いになりませんか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます