鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3180回】 商売の原則

2019年09月14日 | 住宅コンサルタントとして

お付き合いがスタートしたタイミングが、

ほぼゼロベースで新築事業を立ち上げていただく場合、

商売の理想の形をご提案し、実践していただけるよう、

お願いしております。

 

私自身が理想と考えている商売の形は、

商売を続ければ続けるほど、応援して下さるお客様が増えていき、

商売がドンドンやり易くなっていくことです。

 

ですから、OB施主様との関わりに関して、

非常に重要に考えています。

 

地震や台風などの自然災害の後は、

OB様に積極的に情報発信をすべきですし、

お引渡し後も定期的な関わりを持つべきだと考えています。

 

実際、こうした活動を継続できていて、

かつ基本的な人間性に品がある会社は、

商売を継続していく中でドンドンやり易い環境を

つくることができています。

 

この時、問題となるのは、基本的な人間性で、

いかにやるべきことをやっていても、人間性が低い、

例えば、お客様のことを「客」と呼び捨てにしたり、

社内で社長や社員さんの悪口を言いまくることが当たり前だったり、

基本的な所作が全くできていない会社は、

OB様にいくらお尽くししても、

フォローの風は吹かなかったりします。

 

それは、身近で仕事をされている協力業者さん、職人さんが、

その会社を応援しないからなのですが・・・。

 

社員さん、協力業者さんなど、身近な方が自社で家を建てたくなったり、

自分の大切な友人を紹介してくれるような住宅会社さんが、

商売の原則を押さえていると言えるでしょう。

 

この原則を押さえ続けている会社は、

紹介が順調に増えていきますし、

かつリフォーム事業がすぐに軌道にのってくるのです。

 

またスタッフさんを募集してもすぐに応募があったり、

OB様や橋梁業者さんが自社で働きたい、と応募してくれたり。

 

周囲の方々を巻き込んで、ドンドン成長していくのです。

 

商売の原則、皆さんの会社は押さえることができていますか?

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