鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3601回】 キャラ&おもてなしの時代、何に取り組むべきか?

2020年11月08日 | 住宅コンサルタントとして

住宅業界は、

商品で差がつきにくい時代になってきています。

 

情報がこれだけ簡単に手に入り、

便利な道具やツール類も充実することで、

商品で圧倒的な差をつけることは、

どの業界でも難しくなってきているのです。

 

これからの時代、住宅業界では、

その会社や個々のスタッフさんからにじみ出るキャラと、

その会社や個々のスタッフさんのおもてなし力で

差をつけられた会社が勝つのです。

 

自社のキャラをユーザーに伝える上でのポイントは、

日頃から各クライアント様にお伝えしていると思いますので、

ここでは割愛します。

 

もう1つのテーマである

おもてなし力を高めるために、

どんなことに取り組めば良いのかをまとめます。

 

先週や先々週に、クライアント様の社員さんに

 

「抹茶を点てていただいたことはありますか?」

 

という質問をしたところ、

これらを経験していない方が、結構な割合でおられたのです。

 

抹茶を目の前で点てていただく、という経験をすると、

日本流のおもてなしの基本が

何となく感覚的に理解できるかと思いますが、

この経験をしていないと、

おもてなしされることのうれしさが

感覚的にちょっと分からないと思うのです。

 

自分が経験していないことは、

その良さやありがたみがわからない、

ということはあり得ます。

 

すなわち、おもてなし力を高めるためには、

まずはおもてなしされることの価値を感じられるよう、

自分自身がおもてなしを経験することが大事だ、

ということです。

 

おもてなしされることの嬉しさが

感覚的に理解できると、

お客様に対し、自分たちも自然とできるようになるのです。

 

住宅会社のスタッフとしては、

一流のおもてなしを体験しておくべきだ、と改めて思っています。

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