鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3676回】 競合負けが多い理由

2021年01月22日 | 住宅コンサルタントとして

基本的には今の住宅業界において、

競合負けする確率は、過去と比較すると

圧倒的に低くなっています。

 

というのは、情報収集力が高いお客様は、

SNS等を通じて、事前に予習をしっかりとしてくるので、

来場時にはほぼ狙い打った状態で来られています。

 

その情報収集時に合わないと思われる会社は弾かれているのです。

 

だから、必然的に成約率が高くなる、ということです。

 

今、商談中のお客様から競合負けが多い会社は、

ちょっと問題があると思った方が良いでしょう。

 

まずは現状の自社の発信内容について。

 

自社の特徴・つよみが市場に伝わっていない、

すなわち情報発信の質が良くないので、

自社に合わないお客様の来場が多い可能性があります。

 

また、もう一つの可能性として、

営業マンから感じ取れる印象が悪く、

営業マン、もしくは会社に魅力が無いと見抜かれ、

結果、競合負けしている可能性も高いです。

 

弊社のクライアント様で、人間性が本当に高い会社から

競合他社と競り合って失注した、という報告は

正直、ほとんどありません。

 

商談からの契約率は70~80%って感じでしょうか?

 

すなわち、結論として競合負けが多い会社は、

 

「マーケティングの質が低い」

「営業マンや会社が、お客様から好かれていない」

 

ということです。

 

前者はセンスの問題、後者は人間性の問題です。

 

皆さんの会社は大丈夫でしょうか?

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