鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3680回】 自分たちのやり方が古くなっている可能性を常に考える

2021年01月26日 | 住宅コンサルタントとして

JALの飛行機内で、

サッカーの久保建英選手のリフティング動画が流れているのですが、

思わずその美しさに見とれてしまった、鬼山です。

 

さて、昨日宿泊したホテルは、

チェックインの際、機械に対して指でサインするだけで

カードキーが出てきてチェックインがOK。

 

エレベーターに乗るときの注意点だけ説明するだけでよく、

女性スタッフ一人でチェックインの手続き業務を回せていて、

非常に効率的でした。

 

一方、未だに紙の台帳に書かないと

チェックインできないホテルもあったり、            

紙幣やクレジットカードを

スタッフさんに手渡ししないといけないホテルもあったりします。

 

部屋の快適さと価格が同じなら、

私なら間違いなく前者を選びます。

 

また、服屋さんにしても、

ユニクロだとかごに入れたままで会計が出来ますよね?

 

一方、百貨店に入っているアパレルショップの大半が、

未だに服を一つ一つバーコードを読み込んで、

たたんで袋に詰めるという作業をしています。

 

価格帯が異なりますから、対応が違って当然かもしれませんが、

そのやり方、コストがメチャかかるよな、と思ってしまいます。

 

だから売上高販管費が非常に高くなってしまうのです。

 

住宅業界でも、ホテル業界やアパレル業界と同様、

技術面で大きな格差が発生しています。

 

契約していないお客様に価格提示をする際に

未だに積算を細かくやっている会社もありますし、

お客様へのプレゼンを紙でやっている会社もあります。

 

日報も紙、稟議書や申請書、出張報告書も紙、

会議資料も紙、みたいな会社もまだまだ多い。

 

自分たちが今、やっている仕事の進め方、手法が、

時代の流れにあっているのか、

他社と比較して遅れていないかを

定期的にチェックすると良いでしょう。

 

とにかく今、技術の進歩が速いので、

超非効率に仕事をしてしまっている可能性があります。

 

とにかく頭が固く、ITに詳しくない経営者は

本当に注意が必要です。

 

皆さんの会社は、大丈夫ですか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする