鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3681回】 2021年、業績が好調な住宅会社の共通ポイント

2021年01月27日 | 住宅コンサルタントとして

昨日、お伺いしていたクライアント様は、

業績が本当に好調です。

 

クライアント様はご理解いただいていると思いますが、

弊社は基本、デザインに特化していただくか、

性能に特化していただくか、

その両方を押さえにいくかのご提案をさせていただきます。

 

クライアント様が他のクライアント様に視察に行かれた際、

業績好調のポイントが大抵、すぐに理解できるのですが、

このクライアント様の場合、

商品力が優れているから業績が好調、

という訳ではないのです。

 

というか、本当に日本でもこのクライアント様だけではないか、

というような、独特のビジネスモデルで成功されています。

 

商品力の高さは商売において必要条件ですが、

十分条件ではない、ということが本当によく分かります。

 

では、このクライアント様は、何で成功されているのか?

 

昨日、事務所にお伺いして、私、あることに気づきました。

 

というのは、ここのところ何カ月も連続で、

私がお伺いした際に洗車をされているのです。

 

おそらく3~4か月、連続で、です。

 

洗車はしょっちゅう、されているそうですが、

特にお客様を車にお乗せし、土地紹介に行く前など、

絶対にされているそうです。

 

また事務所は常にピカピカですし、

女性スタッフは皆さん、本当にいつも笑顔で、

機転が利かれますし、献身的です。

 

「これ、私の仕事ではないですから・・・」

 

なんて言うスタッフさんは皆無です。

 

そう、お仕事でお伺いしている私が、

こんなに楽しませていただいてよいのか?

と思うくらい、お伺いしていて楽しいのです。

 

で、このクライアント様以外に、

こうした空気感を出せる弊社のクライアント様は、

全国で10社あるのですが、

この10社は皆、業績が絶好調なのですね。

 

今、家を建てるお客様は大きく分けて、2パターンに分かれます。

 

自分の好みがハッキリしていて、

そのイメージ通りの家を建てたいタイプと、

家を建てたいけれど、自分の中に明確なイメージが無いタイプ。

 

昨日、お伺いしていたクライアント様の場合、

前者のタイプのお客様は苦手なのですが、

後者のお客様に対しては、無類の強さを発揮します。

 

そして今の日本だと、後者のお客様の方が圧倒的に多いのです。

 

自社に来て下さるお客様や取引先、

自社で仕事をされている社員さんが

本当に楽しめる会社をつくったら、勝ちなのです。

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