特別な能力や魅力を有していないビジネスパーソンが、
激しい競争の中、勝ち抜くために必要なのは、
お客様のことをどれだけ考えているか、
その時間の確保ではないか、と個人的に思っています。
今、自分が担当させていただいているお客様、
過去、ご来場いただいて、疎遠になっているお客様、
今、まさに建築中のお客様、
そしてお引渡しが終わっているお客様。
いろんなお客様のことをどれだけ普段から考えているか?
ここが、特別な才能が無いビジネスパーソンに
メチャ必要なことではないか、と思うのです。
自分が大切だと思うお客様であれば、
そのお客様にとって有益な情報があれば、
確実に自分のアンテナに引っ掛かり、
その有益な情報をお伝えできると思います。
でも、お客様のことを全く考えていないのであれば、
そういった情報は自分のアンテナに引っ掛かってこない。
すなわち、相手のことを日頃から考えている営業マンほど、
情報収集力が増していくのだと思います。
ゆえに、お客様にいろんな情報提供ができ、
結果、それが熱意や誠実さとなって伝わり、
お客様に選んでいただけるようになるのです。
お客様のことを日頃から考えていなければ、
自分のアンテナに引っ掛かってくる情報は
圧倒的に少なくなる。
お客様に言われたことしか対応しない。
ひどい営業マンになると、
お客様に言われたことすら対応しない。
そういうタイプの営業マンが選ばれる訳ありません。
営業マンとして成長するか否かは、
営業マン本人の能力だけではなく、
どれだけお客様のことを思えるか、という、
人間性の部分も非常に大きいと言えるでしょう。
「相手のことを思いやれる≒ポテンシャル」とも定義づけできます。
すなわち採用時に重要なのは、
現時点での能力だけでなく、
ご本人の人間性なのです。