ライバル企業と競合が激しくなる中で、
自社のいろんな面を強化していくと、
今までの強みがより強くなったり、
新たな強みが出来上がったりします。
そしてその強みをお客様にお伝えし、
ライバルに対し、優位性を保った状態で
クロージングに入っていくこともあるでしょう。
商品のコスパがライバルよりも高くなったり、
デザイン力や性能が上がったりと、
商品で優位性を持つことは重要です。
ただ、住宅会社が忘れてはならないのは、
お客様視点で見た時に、
「地域のどの会社よりも我が社の方が
絶対に長い期間、安心してお付き合いができる」
「お客様のことをどこよりも大切に考え、
お客様満足の向上を高めるため、
本当に日頃から皆がいろんなことに取り組んでいる」
という点で、圧倒的に地域ナンバー1になっておく必要がある、
ということです。
商品での優位性は、ライバルが粗利設定を下げたり、
ライバルに大手の購買担当者が入ってきたりすると
一気に崩れたりするものです。
要するに商品力に頼った優位性というのは、
不安定なのです。
商品による差を打ち出した方が、
お客様はイメージしやすいですし、理解しやすい。
だからこそ、
「商品も大切ですが、会社の考え方や価値観の方が、
もっと大切ではないですか?」
と我々はお客様に問うていかなくてはならないのです。