住宅業界あるあるなのですが、
20代~30代で売れまくっていた営業マンが
40代の途中から徐々に売れなくなっていき、
50手前でかつてのスターがダメダメ営業マンになる、
ということがよくあります。
もしくは、若くして独立した工務店の社長が、
40代半ばから仕事が取れなくなってくる、とか・・・。
この理由は単純で、住宅を建てるお客様は、
25歳~45歳の方が全体の90%以上を占めるからです。
お客様と同じくらいの年齢や年齢が近い場合、
お客様が抱える問題点やお客様の気持ちが分かり、
更には雑談もはずむのでお客様から
「あの営業マン、すごく話が合うよね」
「あの営業さんと話をしていると楽しい」
と思っていただけ、選んでいただける確率が上がります。
ところが、自身が40歳を超えたあたりから、
お子様が大きくなり、子育ての大変さを忘れがちになったり、
世間話をしていても、お客様と感覚がズレたりするようになり、
話が合いづらくなっていきます。
なので、お客様に「あの営業マンと話が合う」と思っていただきづらい。
では40代以降、何が重要になっていくのか?
これは単純で、お客様から見て
「あの人、すごく素敵な生き方をしているな」
「あの営業マン、かっこいいな!」
「あの人、すごく教養があり、しかも品格もあるので素敵」
という感じで思っていただけるかどうかです。
ここを理解できていない営業マンがある一定数、おられます。
素敵な生き方をしている、かっこいい、教養や品格がある、と
お客様から思っていただけるようになるには、
20代30代からいろんな本を読んだり、いろいろ学び続け、
自身の教養を高めておくことが大切です。
40代、50代でかっこいいと思える方は、
大抵読書家であったり、
コツコツと何かを継続できる力があったりすることが多いのです。
だから営業マンとして長く活躍しようと思うのであれば、
20代30代のうちから学び続けることが重要ですし、
イケてる年上の方とお付き合いをさせていただくことも大事です。
40代からは人間としての総合力が問われるのです。