個人的に、能力よりも人格・人間性重視で採用をすべき、
ということをクライアント様にはいつもお伝えしております。
嘘をつく。
時間を守らない。
約束を守れない。
こういう人は常識が欠けているので、
企業としては採用してはいけません。
チームの都合よりも自分個人の考えを優先する。
組織のルールを守らず、自分に都合の良いように解釈する。
常にマウントを取りたがる。
こういう人がいると和が乱れ、
チーム内の空気が悪くなってしまいますので
やはり採用すべきではないです。
また人として、気が利く人であったり、
やさしさや思いやりがある方ばかりでチーム編成ができると、
本当に良い空気感のあるチームとなります。
例えば、会社に電話がかかってくるとします。
事務スタッフさんが籍を外していたり、
他の電話に出ていたりしたとします。
良識ある人だと、当然ながら自分が出れるのであれば、
電話に出て要件をお聞きすると思うのですが、
気が利かない人や、そもそも思いやりが無い人の場合、
電話に出るのは自分の仕事ではない、と思うのだそうです。
(クライアント様の社長に教えていただきました)
こういう気が利かない人、というか良識に欠ける人は、
能力が高くとも、やはり採用すべきではないと思うのです。
自社にアプローチして下さる方は、全てお客様。
そして一緒に仕事をしているスタッフが困っていたり、
手がふさがっていたらサポートする。
こういう当たり前のことが理解できていない、
気が利かない人も多々、存在するようなのです。
能力は経験を積めば、高まります。
でも気が利くか否かは、なかなか会社で教えて
どうにかなるものでもないのです。
良識ある人を採用したいですね。