昨年と比較して、お客様の来場数が減っている。
昨年から比べると、契約数が下がっている。
結果が出ていない、ということは、
お客様が求めていることと違うことをやっているか、
もしくはライバル会社と比較して、
自社のマーケティングや営業が劣っている、ということ。
この現実を正面から見ようとしない経営者や経営幹部が、
稀に存在します。
「景気が本当に悪いから・・・」
「同業他社も全然、来場が無いそうです・・・」
「あの会社も大幅に受注が下がっています」
というような発言をしたりするのですが、
その時点で現状を真正面から受け止めていないのですね。
景気が悪かろうが、お客様の来場が絶好調な会社も存在しますし、
昨年と比較して受注を大きく伸ばされている会社もあるのです。
結果が出ていない、ということは、
お客様が求めるレベルに無い、ということを
トップや幹部リーダーが理解して、
自分たちのあらゆる部分を改善しなくては、
今の不調を抜け出すことは不可能なのです。
自分たちがやっていることが間違っているとか、
自分たちの取り組んでいることのレベルが低い、
ということを認めるには、謙虚さが必要です。
謙虚さが無ければ、いろんな判断や分析を間違えてしまう。
こういうことを経営者や幹部の皆様は理解しておきたいですね。