鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5063回】 結果が出ていないという現実を受け入れ、謙虚に自分を見つめられるか?

2024年11月09日 | 住宅コンサルタントとして
昨年と比較して、お客様の来場数が減っている。

昨年から比べると、契約数が下がっている。

結果が出ていない、ということは、
お客様が求めていることと違うことをやっているか、
もしくはライバル会社と比較して、
自社のマーケティングや営業が劣っている、ということ。

この現実を正面から見ようとしない経営者や経営幹部が、
稀に存在します。

「景気が本当に悪いから・・・」
「同業他社も全然、来場が無いそうです・・・」
「あの会社も大幅に受注が下がっています」

というような発言をしたりするのですが、
その時点で現状を真正面から受け止めていないのですね。

景気が悪かろうが、お客様の来場が絶好調な会社も存在しますし、
昨年と比較して受注を大きく伸ばされている会社もあるのです。

結果が出ていない、ということは、
お客様が求めるレベルに無い、ということを
トップや幹部リーダーが理解して、
自分たちのあらゆる部分を改善しなくては、
今の不調を抜け出すことは不可能なのです。

自分たちがやっていることが間違っているとか、
自分たちの取り組んでいることのレベルが低い、
ということを認めるには、謙虚さが必要です。

謙虚さが無ければ、いろんな判断や分析を間違えてしまう。

こういうことを経営者や幹部の皆様は理解しておきたいですね。
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