鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4221回】 自分が家を依頼するなら、どんな営業マン・どんな会社に頼みたい?

2022年07月21日 | 住宅コンサルタントとして

住宅会社の経営者や営業マンであるなら、

このタイトルそのまんまのことを考えたことがなければ、

正直、ちょっとイタイと言わざるを得ないと思っています。

 

この世で最も高額で、

お客様が人生を賭けて建てるのが家です。

 

家づくりを託していただける営業マンであるためには?

家づくりを託していただける会社であるためには?

 

日頃からどんな準備をし、どんな勉強をし、

どういう魅力や人格を身に着けておかなくてはならないか?

 

そこを考えずに、単に仕事をこなしている営業マン、

それからお客様からの視点が欠けていて、

自分たちがただただ売りたいというだけの会社が、

お客様に選ばれると思いますか?

 

私だったら、気が利いて、

こちらの気持ちを汲んでくれて、

そして品があって、

もちろん、知識も実績もある会社に依頼したい。

 

そして、仕事・家づくりに真剣に向き合って、

とにかく誠実で真面目な方たちに託したい。

 

自分が託したい会社や営業マン像が明確になれば、

後は自分をその像に近づけていくことを

日々、コツコツとやっていくことが大切です。

 

売れない営業マン、

お客様に支持されない会社に共通するのは、

どうすれば選んでいただけるようになるのか、

というお客様目線が全くなく、

ただ自分が売りたい、という、

自分のことしか考えていない、ということ。

 

モテない人と同じ思考なんですね。

 

私自身、営業マン時代に、

入社3年目までは結果が出ず、

非常に苦しんだんですね。

 

どうすればお客様に買っていただけるようになるのか、

そのことを入社3年目に真剣に考えたんです。

 

自分が工務店さんの経営者なら、

どんな営業マンから買いたいか?

 

行き着いた結論は、

とにかく勉強し、お客様に有益な情報を

提供できる営業マンになること。

 

そしてとにかく熱意を持って

真剣に仕事をすること。

 

それを繰り返した結果、

 

「本当に鬼山君はいつも一所懸命だね」

 

と言っていただけるようになりました。

 

そう言ってくれたお客様は、

ちょっとずつ商品を買って下さるようになっていったのです。

 

そして真面目で真剣に家づくりに向き合っている、

優秀な工務店さんが自分のお客様となり、

胡散臭い工務店さんは全く買ってくれない、

という面白い状況になっていきました。

 

このお客様の視点で自分を見ることは、

今も継続していて、今の私は、

 

「自分が住宅会社の経営者なら、

どんなコンサルタントに頼みたいか?」

 

ということを考えて、

自分自身の行動を決めています。

 

皆さんは、自分が家を建てるとしたら、

是非、頼みたいと思える自分になることができていますか?


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