鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4946回】 自らが手本となれるよう・・・

2024年07月15日 | 住宅コンサルタントとして
コンサルタントの世界に入って私が矛盾に感じたことは、
本来、クライアント様の商売を繁盛するように導いていく、
コンサルタントの大半が仕事に困っている、ということでした。

仕事に困っているコンサルタントの原因の大半は、
企業からコンサルティングの依頼をいただいても、
契約満了期日の手前で解約されてしまっていたり、
契約満了後に継続の依頼をされていなかったのです。

更に既存のクライアント様からの満足度も低く、
紹介をいただくこともなければ、
むしろクレームをもらっていることが多かったのですね。

そして常に新しいお客様との出会いを求め、
内容の薄いセミナーを企画し、
その案内を大量のダイレクトメールを使って届ける、
ということをやっていました。

自ら繁盛していないコンサルタントに依頼したい企業は
この世に一社も存在しない、と思った私が決めたことは、
たった一つ。

「自らがお手本を示せるコンサルタントになる」
(=自分自身が繁盛していなければ説得力に欠ける)

ということ。

常に多くのオファーをいただいており、
年間のスケジュールがパンパンで、
売れまくっているコンサルにこそ依頼したい、
と自分が経営者だったら思うよな、と考え、
そんなコンサルになる、とまず決めました。

そのために何に取り組まなくてはならないか?

自分なりに考え、決めたことは、

「商売繁盛の本質を徹底的に学ぶ」

ということ。

そして学んだことを徹底して実践し、
改善を繰り返していく、ということしかできなかったのです。

本質的なことを学んでいく中で行きついたのが、

「商売繁盛の本質は、リピートである」
「リピーターが多いお店には、ファンがたくさんいる」
「ファンをつくっていくためには、継続した情報発信と
自らが提供する商品やサービスが、常に進化している」

ということでした。

そしてこれに気づいて始めたのが、
このブログであった訳です。

そして自ら提供する商品・サービスを磨くために
業種問わずファンがたくさんいる企業・お店を調査し、
そこから法則化したことを自らも取り入れ、
かつクライアント様にもご提案していく、ということでした。

クライアント様からよく言われるのが、

「なぜそんなに忙しいのに、
あちこち行く時間を取れるんですか?」

ということですが、
これは時間が空いたからあちこち行っている訳ではなく、
半年~1年前からそこに行く時間をつくっているので、
あちこちに行けているのです。

そして住宅業界で仕事をしている、
未来ある若いビジネスパーソンにお伝えしたいのは、
お客様を幸せにしたいのであれば、
まずは自らも幸せな家庭を築き、
お手本を示せるようになりましょう、ということ。

お手本を示せることで、説得力が増すのです。

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