鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5053回】 スタッフさん同士の仲は良い上に、緊張感がある組織

2024年10月30日 | 住宅コンサルタントとして
今の時代、良い家を建てるのは当たり前。

商品で大きな差がつかない現代、
見る目のあるお客様は、
住宅会社の雰囲気やスタッフ同士の関係性なども
しっかりと見て業者選定をしています。
(見る目の無い方は、値引きやサービスなど、
お金の面で住宅会社を未だに選んだりしていますが・・・)

営業マン以外のスタッフの感じは良いか?
社内の人間関係は良いか?
設計や工事担当者は優秀か?
社内の人間関係は良好か?

こうした部分をしっかり見ているのです。

ですから、社内の人間関係が良い会社を
経営者はつくっておくべきなのです。

ただ、社内の人間関係が良く、
皆が楽しそうに仕事をしている会社でも、
大学のサークルのような
緊張感のない組織となっているケースもあります。

何かの会議をしていても、
話題がドンドン脱線していって、
気づけば女子会トークのようになっているパターン。

いろんな議題は出るけれど、
最終的な結論も出ず、
そもそも目標数値を明確に設定せず、
やるべきことを具体的に決めず、
納期も、誰がやるのかも決めないパターン。

これでは、組織として進化成長しないのです。

昨日、お伺いしていたクライアント様は、
社内の雰囲気がメチャクチャ良い上に、
組織内に緊張感がちゃんと存在する、理想的な会社でした。

会社の目標や方針に沿って、
各人が個人目標もちゃんと設定するのですが、
20代の若手スタッフさんたちが自分の目標を設定し、
それを達成するための行動計画を
ちゃんと設定しているのです。

他社からも優秀なスタッフさんが入社されてきていて、
皆が目標を立てるのですが、それが非常に高い目標なんですね。

そこから刺激を受けて、古株のスタッフさんたちも
より高い目標を設定して、全員が切磋琢磨している感じなのです。

雰囲気最高で、更に適度な緊張感がある組織。

現代の理想ではないか、と個人的に思っています。

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