鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2103回】 商品の良さや安さを訴求するだけではダメ

2016年10月02日 | 住宅コンサルタントとして
これからの住宅会社は、住宅業界内を見ているだけでははっきり言って時代遅れになるでしょう。

というか、これだけ遅れている業界も珍しいです。
市場規模は抜群に大きいのに・・・。

消費の中心はますます女性に移っていく中で、
女性がどういうことに関心があり、どういう情報に女性の心が揺れ動くのか、
もっと関心を持ってマーケティングをやっていかなくてはなりません。

私の場合、幸いにして、ウチの家内が本当にマーケティングの先生で、
素人感あふれまくりの家内の発言から、本当に数えきれないくらい、ヒントをもらっています。

22歳で出会い、運命を感じ、お付き合いをして2か月もしないうちに
「コイツと結婚するな!」と感じましたが、その感覚は合ってた、ということです。

今のこの仕事をさせていただく上で、本当にたくさんのヒントをもらえる。。。


家の性能の良さ、価格の安さ、安全性を営業マンが口で言うだけでは、
女性は正直、全く耳を貸さないですし、安心もしてもらえないのです。

自社の良さをお客様に理解していただいたり、
自分たちの取組みに共感していただくためには、
ただ説明するだけではダメなのですね。

では、どういうことをしなければならないかというと、これが難しい訳ですが、
まあ一言で言うと、お客様が直感で感じることと
自分たちが伝えたいことが一致するような見せ方をする、ということです。

こうしたことを高いレベルで実現できているのが、
今は個人でいろんなことをやっている方たちだったり、
トップのセンスが素晴らしい住宅会社、雑貨ショップだったりする訳です。

そしてこういう会社には、お客様が殺到する。

そこを理解できていなくて、やれWEBだ、やれチラシだ、やれモデルハウスだ、
と取り組んでも、全く成果が上がっていかないのです。

商品の良さ以外のことを皆さんの会社はどれだけ発信することができていますか?
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