今回、ヨーロッパを旅していろいろと調べるうちに、
スペインもオランダも人口が増えていることに気づきました。
少子化&人口減が続く日本とは異なるのです。
なぜヨーロッパでは人口が増えているのか?
その正確な原因はまだ調べていないのですが、
私が感じたことは、やはり子育てしやすい環境であったり、
子どもに対する寛容性が日本とヨーロッパでは圧倒的に異なる、
という点につきるのでは、ということです。
まずヨーロッパの国々では、授業料が大学まで無料、
ということ国が非常に多いのです。
(その代わりに大学の数は多くなく、
入学してから卒業までかなり大変なようですが・・・)
この点、アメリカや日本とは全く異なります。
また子どもに対してとにかく社会全体が寛容だと感じます。
子どもが泣いていると、皆、あやしたり、
助けてあげたりしているシーンを幾度となく見ました。
また子どもの意思を尊重し、
子どもも一人の人間として皆、接している感じがしました。
日本だと、子どもを支配したり、
理想のレールに乗せようとする親が多いような気がします。
子どもは社会全体の財産、というような価値観が
どうもオランダやスペインにはあるような気がするのです。
日本だと、子どもさんが泣いていたりすると
舌打ちする大人がたまにいたりします。
後、子どもの運動会がうるさい、と
文句を言うじじいがいたり、
まあ本当に寛容性が低いというか、
自分のことしか考えていない年寄が多いような気がします。
また日本とオランダやスペインの圧倒的な差は、
しかめっ面をしている人がオランダやスペインでは
ほぼ見たことが無い、ということ。
皆、余裕があってニコニコ笑っている方が大半でした。
日本だと、パッとしないオッサンたちで
しかめっ面している割合が高いですよね。
(おばさんでも割と多い)
何か余裕が無い人が多いような気がします。
ヨーロッパに来ると、この余裕があり、寛容性が高い部分を肌で感じ、
自分も見習いたい、といつも思います。
(そんな私は、イライラしていることが多いのですが・・・。反省)
子どもは国の財産。
子育てしやすい環境をつくっていくことは、
本当に日本という国は考えなければ、と改めて思いました。