鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5112回】 「すなお」の定義

2024年12月28日 | 住宅コンサルタントとして
多くの住宅会社様と
深いお付き合いをさせていただいてきて、
改めて思うことは、
すなおさが何よりも大切である、ということです。

では、「すなお」とはどういう意味か?

これを正しく理解できていない
経営者やビジネスパーソンが
まだまだ多いと感じています。

「すなお」とは、
信用に値する人から教えてもらったり、
提案を受けたことに対し、
それを否定せず、一旦受け入れることです。

そして提案を受けたことに対し、
それを実行して成功するイメージが
あまり持てなかったとしても、
とにかく一旦やってみる、という人が
「超すなお」な方です

こういうタイプの方は、
間違いなく伸びていくのです。

例えば、提案をいただいたことに対し、
イメージが湧かないのは、
自分の知識や経験が足りないからです。

ところが「超すなお」な方は、
自分の枠を超える経験を着々と重ねていくので、
加速度的に成長していくのです。

一方、ちょっと頭が良い人に多いのは、
自分が成功のイメージできることには取り組むのですが、
自分が成功のイメージが持てないことに対しては、
否定から入ってしまうケース。

こういうことを自然とやってしまっている方は、
自分の枠を超える発想や行動につながらないので
成長していくスピードは非常に遅いのです。

自分が成功のイメージを持てたことしかやらない人は、
すなおとは言いません。

でもそういう人に限って、
自分のことをすなおだと思っているのです。

「ちょっとイメージできないですけど、
とりあえず一旦やってみます」

と言えるかどうか?

ちなみに、提案に対し、
すなおに耳を傾ける人の選定だけは、
間違えないようにしましょう。

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