どの業界でも、仕事をする上で絶対にやっておくべき、
超基本的なことってあると思います。
例えばお客様商売であれば、
お客様が目にされる部分やお客様をお通しする部屋は
徹底的にキレイにしておく、とか
お客様を見たら足を止めてお客様の方におへそを向けて
ご挨拶をするなどが、超基本的なことです。
住宅営業の世界であれば、
建物案内の後、必ず着座していただくことや
着座後、必ず自社の説明や他社との違いをお伝えする、
ということが超基本的なことです。
自社のこだわりや他社との違いを
接客の初期の段階でお客様に理解していただいておかなければ、
その先の商談で有利な状況をつくれないからです。
ただ、こういう当たり前のことが
できていない営業マンがいます。
この場合、部下に問題がある、と考えてはいけません。
そんな当たり前のことをやれていないのは、
上司である自分の原因である、と考えられる上司が
成長していくのです。
「ちゃんとやるように指導しているんですが・・・」
と、どれだけ注意しても、やっていないのは
上司である自分の責任なのです。
自分の子どもが何かをやらかしたとして、親が
「日頃からそういうことをやってはいけない、
と躾をしているんですが・・・」
と言ったところで、許される訳ありませんし、
その責任を取るのは親ですよね?
上司として成長する人は、
自分の子どもにかける愛情に近しいものを
自分の部下にも注げる人なのです。