鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3608回】 宮本亜門さんが見事に表現してくれています!

2020年11月15日 | 住宅コンサルタントとして

今朝の日経新聞の20頁に、

宮本亜門さんの寄稿されていますが、

本当に今、経営に必要なことを

簡潔に表現されています。

 

以下、本日の日経新聞からの抜粋。

 

「もう一つ感動したのは、

働く人たちの笑顔の素晴らしさ、気持ちよさだ。

 

僕は演出家という職業柄か、

スタッフが気持ちよく仕事をしているかが

とても気になる。

 

上から強制されているサービスには無理があり、

そのようなホテルではいくらサービスをされても、

言いようのない冷たさを感じる。

 

だがここはみながリラックスして仕事を楽しみ、

訪れるゲストと共に最高の時間を過ごしている」

 

以上、引用終わり。

 

もう、この宮本亜門さんの文章が、

現代の企業やお店の経営で必要なことを

見事に表現してくれています。

 

商品で差がつきにくい時代。

 

お客様はどこで住宅会社の差を判断するかというと、

こうした会社のあたたかさや、やさしさなのです。

 

そして真にあたたかい、やさしいサービスを提供するには、

スタッフ全員が気持ちよく仕事をしているかが、

とても重要になるのです。

 

こういう環境をつくることができる、

経営者が経営する会社が勝つのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3607回】 経営者の発想が変わらなければ・・・

2020年11月14日 | 住宅コンサルタントとして

仕事に関して真剣に取り組んでいる経営者は、

大きく分けて2タイプに分かれると思っています。

 

1つは、自社で働いてくれている社員さんとそのご家族、

更にはお客様や地域社会への貢献などを含め、

とにかく広い視点で物事を見ることが出来るタイプ。

 

もう1タイプは、勉強好きで

いろんなことにチャレンジするけれど、

業績を高めることにしか興味が無く、

社員さんの成長や地域社会への貢献、

ということが頭の中にあまりないタイプ。

 

後者のタイプの経営者は、

とにかくノウハウが大好きで、

いろんなセミナーや勉強会に参加したり、

マーケティングのセンスも良いのですが、

社員さんと共に成長しよう、という観点が欠けていて、

社内の雰囲気も社長だけが浮いていたりします。

 

社長の能力は物凄く高いのに、

そもそもの発想というか、考え方が小さくて、

こういう会社が経営する会社は、

組織が大きくなっていかないのですね。

 

イメージで言うと、少人数で20棟~30棟くらいで頭打ち、

となるケースが多い。

 

その最大の原因は、トップの考え方や器の問題です。

 

こういうノウハウ大好き系の会社が、

本当に伸びにくい時代になってきました。

 

その理由は、売るべきものが

商品だけでは無くなってきたからです。

 

ここに気付いている経営者は、まだ少ないと思います。

 

逆に広い視点で物事を見ることが出来、

社員さんの成長や地域社会への貢献を

とても大切に考えて経営している会社は、

これからの時代、ますます勝ち組になっていくでしょう。

 

現代は、経営者の能力だけでは勝ちきれない時代なのです。

 

頭打ちになっている会社のトップは、

発想の転換が必要ですね。

 

まあ、こういうタイプの経営者は、

自らの発想を変えることはなかなかできなく、

また新しいやり方やノウハウを探しがちなのですが・・・。

 

結局は、経営はトップで決まるのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3606回】 なりすましアカウントに注意

2020年11月13日 | 住宅コンサルタントとして

弊社のクライアント様のインスタアカウントで、

インスタグラムのなりすましアカウントの被害が増えています。

 

有名人のTwitterやFacebook、インスタグラムでも

このなりすましアカウントは急増している模様。

 

SNSは、気軽にいろんな情報を発信できたりするメリットがありますが、

その反面、なりすましアカウントも簡単につくれる、

というデメリットが非常に明白になった、ということ。

 

有名人だけでなく、

地元の住宅会社の偽アカウントまでもつくるようになった、

ということです。

 

発信力のある人やお店全てが、

なりすましアカウントをつくられる可能性がある、

という時代。

 

まず、そういう時代になった、

ということを理解しなくてはなりません。

 

そしてSNSで情報を収集する際は、

それが真実が偽物かを見極める目を

皆が持つ必要性がある、ということです。

 

情報弱者は、この見る目が無いために、

簡単にひっかかったりするのです。

 

自分で正しいか否かを見極める目を

国民全員が持つ必要性があるのです。

 

そしてSNSを駆使したマーケティング一辺倒だと、

それなりにリスクが高い、ということも明らかになりました。

 

YouTubeやブログによる発信も

合わせて強化していく必要性も感じております。

 

簡単にできることは、偽アカウントというリスクもある。

発信に手間暇がかかるものは、そのリスクが低い。

 

マーケティングに関してもリスクを考えて、

バランスの良いポートフォリオを組む必要があるでしょう。

 

皆さんの会社も気をつけて下さいませ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3605回】 商売の基本

2020年11月12日 | 住宅コンサルタントとして

商売の基本は何か?

 

それは、自分たちの商品やサービスを繰り返し購入して下さったり、

自分の友人知人に紹介をして下さったりするお客様を

1組でも多く増やしていくことです。

 

すなわち、商売の基本中の基本の考え方は、

リピートなのです。

 

この基本を無視し、新規のお客様の一本釣りに頼った商売は、

必ずどこかのタイミングで挫折します。

 

こんな基本を理解していない経営者やビジネスパーソンが、

実は結構な数、存在するのです。

 

住宅会社であれば、自社の家づくりに満足され、

自分たちを応援して下さるOB様が増えれば増えるほど、

年々商売はやり易くなっていきます。

 

この世で最も高額なお買い物をして下さったOB様は、

住宅会社が本当に大切にしなければならないのですが、

お引渡しをした後、OB様との距離を取る会社も

まだこの世の中に居たりするのです。

 

「行くといろんなクレームをもらいそうで・・・」

「(OB様に顔を出すのが)面倒くさくて・・・」

 

と自分のことしか考えていない住宅会社・営業マンを

誰が応援したいと思うのでしょうね?

 

こういう会社が、年々お客様の来場数が減り、

商談客数や契約棟数が下がっていくのです。

 

で、新規のお客様の来場数を増やすために、

WEBコンサルやWEB広告に

多額のお金を使ったりするのですが、

お金を使う場所がそもそも違うでしょ!って思います。

 

基本的な考え方が間違っていると、

どんなことに取り組んでも、成果が出にくいのです。

 

商売の基本である、

お客様のリピートや紹介を増やしていくために、

皆さんの会社ではどんなことに取り組んでいますか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3604回】 競合負けする人や会社に共通するポイント

2020年11月11日 | 住宅コンサルタントとして

弊社が推奨する営業手法を

忠実にやり続けていただいているクライアント様の場合、

競合負けは非常に少ないです。

 

まあ弊社が推奨する営業手法を

忠実にやっていただいるクライアント様の大半は、

新規に住宅事業を立ち上げたり、

もしくは規模が非常に小さい頃から

お付き合いをさせていただいているので、

この業界の変な価値観や思考に染まっていなかった、

ということが大きいです。

 

一方、ある程度の実績を出され、

組織もそれなりに出来上がった状態のクライアント様ですと、

どうしてもそれまでの営業手法が染みついていたりして、

結果、家(商品)を売ろうとしてしまうので、

競合企業とガッツリ競合、というケースも多いです。

 

競合負けが多い会社に共通するポイントをまとめると、

以下のようにまとめられます。

 

・商品を売ることばかり考えており、会社を売らない

・自社の良いところに目が行っていない

・自社の短所にすぐ目が行ってしまう、マイナス思考である

・競合企業の土俵で戦ってしまう

・初回でお客様と価値観をすり合わせることが下手

・集客数が少ないので、全てのお客様を追わなければならない

 

弊社が推奨する営業手法は、

初回で自社の価値観をしっかりとお伝えし、

そこにご共感いただけるかを見極めることが重要で、

価値観が合うお客様に対し、

丁寧に会社の考え方を売っていくというもの。

(ただし、キャリアが短い方の場合、

経験値を積むために価値観が合わないお客様も

しっかりと営業をやり切っていただきますが・・・)

 

住宅業界は、打率10割を目指さなくとも、

打率3割で首位打者を獲れるのです。

 

ボール球に手を出さず、

しっかりと自分の得意ゾーンのボールを待つ。

 

そして十分な数の打席に立ってもらえるよう、

会社が打席を用意する訳です。

 

あっ、野球のバッティング理論に例えると

メチャ分かりやすい、ということに

今、気づきました(笑)。

 

入社3年目までは、とにかくバットを振る。

 

ある一定の経験を積んだ営業マンは、

お客様を見極めさせていただき、

自社の考えや価値観に合うお客様に対して

誠実に対応していく。

 

それを高度なレベルでできるように、

会社の考えをお客様にお伝えするスキルを高める。

 

これができれば、高打率が残せますし、

競合も圧倒的に少なくなります。

 

この営業手法こそが、競合対策に最も効果的なのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3603回】 コロナの第二波

2020年11月10日 | 住宅コンサルタントとして

コロナが再び、感染拡大となっています。

 

北海道の1日あたりの感染者数が、

東京を超える日も出たりと、

気温の低下と共に感染者数が増えているように感じます。

 

またヨーロッパは再びすごい勢いで感染者数が増えていて、

フランスでは1日の感染者が6万人を超える日もありました。

 

と、ここだけを切り取ると、

コロナ脳の人たちと同じように

危機感を煽っているだけになってしまいます。

 

ただ、冷静に数字を見たり、

冷静に情報を発信されている方の情報を見ると、

やはりそれほど怖いウィルスではないということが見えてきます。

 

まず、フランスを例に取ると、

第一波の時の1日当たりの感染者数は、

4月12日の26,843人。

ただ、これはその前後に集計に問題があったようで、

平均すると第一波の際の1日当たりの感染者数は、

平均4,000人~5,000人でした。

 

で、第一波の時の1日当たりの平均死者数は、

800人~1000人。

 

第二波の今、1日の感染者数が5万人を超えていますが、

1日あたりの平均死者数は300~500人。

 

感染者数が10倍になったのに、

死者数は半減しているのです。

 

要するに、死亡率は20分の1程度になっているのです。

 

ここもちゃんと理解しましょう!

 

なぜこのような状況になっているのかは、

今、いろんな方たちが研究、精査しているので、

あくまでも仮説ですが、

 

・気温の低下により、ウィルスが活発

・第一波で出来た集団免疫の効果が弱くなった

・これまで流行ったウィルスとは別の新型が流行している

 

などが挙げられます。

 

個人的には、ヨーロッパで大流行しているのは、

新型のCOVID19の可能性が高いのかな、

と感じています。

(←あくまでも個人的な見解です)

 

第一波の型と比較して、感染力が非常に強いのですが、

毒性はかなり低い。

 

そして今、北海道ですごい勢いで流行しているのも、

このヨーロッパと同じ型なのではないかと感じています。

 

ただ、新しい型が出てきても、

ある一定数がかかってしまえば、感染は終息モードに入ります。

 

まあここは、冷静に対応しましょう。

 

そして感染した人を攻撃するのもやめましょう。

 

今回の型は、本当に感染力だけは強そうなので、

マスクしてソーシャルディスタンスを保っていても、

かかる可能性はあるような気がします。

 

万全の対策をしても、かかってしまうものはしょうがない。

 

でも基礎疾患のあるご高齢の方以外は、

お亡くなりになることは無いので、どうか冷静に!

 

そして、一部の数字を切り取って報道する

メディアの情報に左右されず、

過去の感染者数と死者数と

現状の感染者数と死者数を比較して、

現状を理解しましょう!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3602回】 マーケティング実務力を高める

2020年11月09日 | 住宅コンサルタントとして

時代に合ったマーケティングを行おうとすると、

やるべきことはそんなに難易度は高くありませんが、

かなりのボリュームのコンテンツをつくって

自社HPやYouTube、SNSで発信する必要があります。

 

これからの時代、自社のメディアを複数、

持っている住宅会社が勝つ時代です。

 

自社メディアの信用度アップのためには、

当然、ある一定数のコンテンツを作り続け、

発信を継続しなくてはなりません。

 

マーケティングを展開していく上で、

やるべき仕事量は増えています。

 

ですから、マーケティングの実務をこなす力が

本当に必要になっているのですね。

 

マーケティングの実務をまとめると、

 

・イベント企画

・その企画に沿ったLP、クリエイティブ作成

・その企画をSNSやブログ等で発信

・YouTubeの企画

・動画の撮影編集

・日頃のSNSの運用(投稿やいいね返し、ストーリーズUPなど)

・商品の魅力を伝えるためのツール開発&改善

・外部企業とのコラボ企画

・引き渡し物件のディスプレイ&撮影

 

などなど(ほんの一部です)。

 

これ、兼任で出来る量ではないですよね?

 

やるべきことを書きだしてみて、

これらの仕事を兼任で出来るかどうか、

住宅会社の経営者は考えてみると良いと思います。

 

まあ、無理です。

 

ということで、マーケティングの実務力を高めるための

第一歩として、専任者が欠かせない時代となりました。

 

弊社のクライアント様の大半は、

マーケティング専任者を複数名、

採用していただいております。

 

実務力を上げるのは、その体制を整えてからです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3601回】 キャラ&おもてなしの時代、何に取り組むべきか?

2020年11月08日 | 住宅コンサルタントとして

住宅業界は、

商品で差がつきにくい時代になってきています。

 

情報がこれだけ簡単に手に入り、

便利な道具やツール類も充実することで、

商品で圧倒的な差をつけることは、

どの業界でも難しくなってきているのです。

 

これからの時代、住宅業界では、

その会社や個々のスタッフさんからにじみ出るキャラと、

その会社や個々のスタッフさんのおもてなし力で

差をつけられた会社が勝つのです。

 

自社のキャラをユーザーに伝える上でのポイントは、

日頃から各クライアント様にお伝えしていると思いますので、

ここでは割愛します。

 

もう1つのテーマである

おもてなし力を高めるために、

どんなことに取り組めば良いのかをまとめます。

 

先週や先々週に、クライアント様の社員さんに

 

「抹茶を点てていただいたことはありますか?」

 

という質問をしたところ、

これらを経験していない方が、結構な割合でおられたのです。

 

抹茶を目の前で点てていただく、という経験をすると、

日本流のおもてなしの基本が

何となく感覚的に理解できるかと思いますが、

この経験をしていないと、

おもてなしされることのうれしさが

感覚的にちょっと分からないと思うのです。

 

自分が経験していないことは、

その良さやありがたみがわからない、

ということはあり得ます。

 

すなわち、おもてなし力を高めるためには、

まずはおもてなしされることの価値を感じられるよう、

自分自身がおもてなしを経験することが大事だ、

ということです。

 

おもてなしされることの嬉しさが

感覚的に理解できると、

お客様に対し、自分たちも自然とできるようになるのです。

 

住宅会社のスタッフとしては、

一流のおもてなしを体験しておくべきだ、と改めて思っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3600回】 気づけば3600回

2020年11月07日 | 住宅コンサルタントとして

2011年1月1日に、このブログをスタートし、

気がつくと3600回目となりました。

 

これまでのユニークユーザーは70万を超え、

総ページビュー数も186万を超えています。

 

多くの皆様に見ていただいていること、

本当にありがたく思います。

 

前職時代の5年5カ月、

そして起業してもうすぐ10年となりますが、

一貫して住宅業界に特化して

コンサルティングをさせていただいてきました。

 

前職の時代に教えていただいたことで、

 

・一つの業種で10年、コンサルはできない

・独立すると3年以内に、起業前のクライアント様とのご縁は切れる

 

ということがありましたが、

住宅業界に特化して15年以上経過していますし、

起業前からお付き合いをさせていただいているクライアント様も

15社もおられますので(これは本当にありがたいことです)、

本当に自分はクライアント様に恵まれているよなぁ、と

改めて感謝の気持ちでいっぱいでございます。

 

前職時代、とにかくコンサルティングの受注のために、

いろんなコンサルタントがセミナーを連発していました。

 

で、セミナーでいろんな経営者の方と出会い、

お仕事をいただいたにも関わらず、

その大半が1年も持たずに

お付き合いが終わっているのを多々、見てきました。

(これは今でも大半のコンサル会社に共通することでしょう)

 

私自身はそうならないように、

どういう姿勢で仕事をすれば良いか?

 

そもそも、自分の仕事に困っている人が、

他の会社に経営的アドバイスをするなんて、

ちょっとおかしいのでは?

 

そんなことを日々、考えながら、

自分なりの仕事のやり方をつくっていきました。

 

結果、

 

・セミナーは、新規の経営者と出会うためではなく、

ご縁をいただいているクライアント様限定でおこなう

 

・クライアント様の未来を常に考え、

新業種や新業態進出の提案も実施する

 

・同業種・異業種問わず、

いろんな企業・お店の調査を徹底的に実施する

 

ということを継続してきました。

 

10月にクライアント様の依頼で

外部で2度、講演をさせていただきましたが、

15年も住宅業界に特化して仕事をしているのに、

まあ私、全くの無名なのです。

 

それは自分が目指していることなので、

まあイメージ通りでしたが(笑)。

 

コンサルは、黒子で良いのです。

 

これからも素晴らしいクライアント様と共に、

日本の住宅のデザイン面・性能面におけるレベルUPと

全国各地に元気な地元密着の住宅会社が生まれ、

地域経済に貢献できるような仕事をしていきたいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3599回】 良い会社をつくった会社が勝つ

2020年11月06日 | 住宅コンサルタントとして

昨日、お伺いしていたクライアント様は、

年間100棟以上やっている規模の会社としては、

間違いなく伸び率が日本一です。

 

10月も業績はもちろん素晴らしく、

11月の見込みも十二分にあって、

出店をした訳でもないのに、

昨対比150%以上という着地になりそうです。

 

ここ数カ月は、明らかに来場が激増し、

商談スペースが全く足りないようです。

 

現場の第一線で仕事をされている役員さんからも、

明らかに違う次元の会社になったようです、

という感想をいただきました。

 

このクライアント様が業績好調なのは、

もともと会社の雰囲気が抜群に良く、

皆楽しそうに仕事をしているのに加え、

個々の能力が高いスタッフさんが揃っているから、

ということが要因です。

 

で、社内の雰囲気の良さを発信し続けることで、

集客が激増するということになっています。

 

自社の商品が如何に優れているのか、とか、

自社の家が非常に高性能である、とか、

コスパが抜群に良い、とか、

自社の自慢、商品の自慢ばかりするハウスメーカーがありますが、

そういうマーケティングやセールスは時代遅れです。

 

そんなことよりも、評判が良く、

かつSNSやYouTubeを通じてその会社を見た時、

すごく楽しそうで雰囲気の良い会社に足を運ぶのです。

 

そしてそういう会社に、

同業他社で働いている方も転職をしたくなるのです。

 

昨日、また面白い提案をさせていただきました。

 

おそらく、半年後はかなりエリア内の同業者や、

就職を考えている学生さんからの入社希望が増えるでしょう。

 

良い会社をつくっておくと、

お客様もスタッフさんも集まってくる会社になる時代。

 

良い会社をつくった会社が勝つのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3598回】 年齢に応じた気品と知性を

2020年11月05日 | 営業マンとして

これも何度も言っているかと思いますが、

住宅業界において、

営業マンとして40代半ばを超えると、

圧倒的に売れにくくなります。

 

家を建てるお客様は、20代から30代が大半ですが、

まずお客様と自分の年齢の差が大きくなり、

話も合いにくく、価値観も異なることが一つ。

 

そして早い人だと30代の半ばからですが、

急に老けだしたりして、

外観的に魅力が下がってしまう可能性が高くなる。

 

更にいろんな経験を積んでプライドだけは高くなり、

お客様に対して鼻につく人も出てきたりします。

 

とまあ、年齢の経過と共に、売りにくくなることは事実なのです。

 

これを回避するためには、どうすれば良いか?

 

一つは、営業マンを卒業し、会社の経営側に行くこと。

 

そしてもう一つは、年齢に応じた気品や知性を身につけることです。

 

50代になっても売れ続けている営業マンに共通するのは、

とにかく品が良く、知性があること。

 

そして非常に謙虚で、

それがかえって若い方から魅力的に映っりします。

 

「自分はこんなにいろんな経験をしてきて、知識も豊富だ」

「実績は誰にも負けない」

 

というような、自己主張が強いオッサンは、

間違いなく嫌われますが、

40代50代で売れまくっている営業マンは、

本当に謙虚で品があるのです。

 

営業マンとして長く活躍したいのであれば、

年齢に応じた気品と知性を身につけておかなくてはなりません。

 

そのためには、自分よりも年上で、

そうした知性や品格をお持ちの方から学ばせていただくことが重要です。

 

私の場合、その模範となるのは、一流の料理人さんで、

美味しい料理をいただくだけでなく、

いつも大将からいろんなことを勉強させていただいております。

 

年齢に応じた気品と知性を身につけるために、

皆さんはどんな工夫をしていますか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3597回】 成長に必要なのは、アウトプット

2020年11月04日 | 住宅コンサルタントとして

人として成長しようと思うのであれば、

やるべきことは、ただ一つです。

 

それは、圧倒的に行動することです。

 

行動量が、その人の成長に直結します。

 

人間的にレベルが高く無い人に共通するのは、

まずインプットが少ないこと。

 

中には結構勉強しているのにも関わらず、

何だか薄っぺらい人がいるのですが、

そういう人に共通するのは、頭でっかちになっていて、

インプットしかしていないんですね。

 

人として魅力的で、思わず引き込まれてしまう人に共通するのは、

とにかくいろんなことを経験してきたり、

一つのことを徹底的にやり尽くしていたりするということ。

 

そしてやり切った人にしか見えないことが見えていて、

言葉一つ一つが何だか魅力的であったり、

何とも言えない人間的なオーラが出たりしているのです。

 

この徹底的にやり切るということしか、

その人の魅力を高めてくれることは無いよな、

というのが、いろんな人を見てきて

私自身が感じることです。

 

特に若くて知識や経験が不足しがちな人こそ、

圧倒的に行動をすることです。

 

いろんなことにトライして、

一次情報を貯めていくことです。

 

インプットも大切ですが、

インプットだけでは人としての深みは出てきません。

 

行動あるのみです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3596回】 人としての成長し、レベルを高めないと、何をやろうと成功しない

2020年11月03日 | 住宅コンサルタントとして

人間も動物と同じなので、

目の前にいる人と自分のレベル感を

無意識にはかっています。

 

特に社会人になるとそうで、

基本的に自分と同じレベルか、

もしくは自分よりレベルが高い人としか、

人は仲良くなろうとしないものです。

 

自分の周囲には、魅力的で優秀な人がいないとか、

魅力的な人とつながれないと悩んでいる人は、

厳しい言い方にはなりますが、

あなた自身が魅力的でなく、レベルが低いので、

身近にすごい人が集まってこないだけなのです。

 

これは、上司と部下や、営業マンとお客様、

夫婦間、彼氏彼女間、友人関係など、

全ての人間関係で当てはまります。

 

いずれ組織の中でマネージャーになる可能性のある人は、

自分がマネージャーになる前に

自分の人間としてのレベルを高めておかないと、

マネージャーになってから、部下がついてきてくれなくなって、

非常に苦労することになるでしょう。

 

営業マンとして結果を出し続けようと思うのであれば、

自分のレベル感をお客様より高く維持しておかないと、

お客様に良い提案をしてもまともに受け止めてもらえません。

 

そして素晴らしい人を射止めてお付き合いをしたとしても、

自分自身が成長してパートナーとレベル感が同じでないと、

いつかお別れしなければならないという確率は、

間違いなく上がるのです。

 

こういう真理を分かっていない状態で、

社会人になってしまっている人が結構おられます。

 

若い方には、早い段階でこういう事実をお伝えした方が、

本人のためにもなるなぁ、と個人的に思っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3595回】 だから保険の営業マンは嫌われる

2020年11月02日 | 住宅コンサルタントとして

以前からの友人や知人に、

 

「久しぶりに会おう」

 

と言われて、時間をつくって会ったら、

保険だったり変な宗教への勧誘であったり、

という経験は、若いうちに経験しておいた方が良いでしょう。

 

私の場合、大学生になってしばらく経過した時に、

高校時代のクラスメートに「飲みに行こう」と誘われ、

その場に行ってしばらくすると、変な団体に誘われる、

という経験をしました。

 

私、その場でブチ切れて、お金を置いて帰りました。

 

前々職のメーカーでの営業マン時代、

先輩や後輩で会社を辞めていった人たちの中で、

保険の営業マンに転職した人が結構います。

 

その中の一人で、

一時期、そのメーカーでトップ営業マンだった先輩も、

保険の営業マンに転職されました。

 

保険の営業マンになって数カ月後、

堂々と支店を訪れ、後輩に半分脅しながら、

 

「俺の保険に入れ」

 

と言われ、月額5000円の保険に入らされました。

 

もうそれは満期になり、損はしておりませんが、

その強引に保険に加盟させた先輩のことは、

私は忘れませんし、

自分の友人や知人を絶対に紹介しない、と決めております。

 

私がこういう仕事をしていることを知って、

いろんな保険の営業マンが近づいてくることも多いですが、

全て私の段階でシャットアウトしています。

 

三流の保険の営業マンに共通するポイントは、

日頃から相手の役に立つことをしていないのに、

自分の都合で「会いたい」「紹介して欲しい」ということを

平気で言ってくることです。

 

そして過去、薄い関係しか構築していない相手に、

片っ端から連絡を取って、自分都合で

 

「会いたい!」

「挨拶に伺いたい」

 

などとアポイントを取ったりするのです。

 

だから一般的な保険の営業マンは嫌われるのです。

 

私がほぼすべての保険をお願いしている保険の営業マンは、

30年近いお付き合いですが、

私に対し、一度も「知人を紹介して!」と言ってきません。

 

紹介などしなくとも、自分自身の活動の中で、

十分に仕事が回っているのです。

 

忙しいにも関わらず、何かあれば、すぐに動いてくれる。

しかも、動いたことに関して、全く恩着せがましくない。

そして、紹介して欲しいとか、売込み色が一切ない。

 

こういう一部の保健の営業マンに、お客様が殺到する訳です。

 

売れていない営業マンに共通するポイントは、

日頃からお客様にお尽くししていないくせに、

自分の都合の良い時に「会いたい」「紹介して欲しい」と

厚かましくお願いしてくるところにあります。

 

人様に紹介をして欲しいと思うのであれば、

一の紹介に対し、日頃から百のお尽くしをしていなければならないのです。

 

これは、ビジネスの世界の真理なのです。

 

大してお役に立っていないのに、

紹介して欲しいとか、会いたいとか言っていると、

友人を無くしてしまうことを

ビジネスパーソンは知っておくべきなのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第3594回】 本当に素直なクライアント様のおかげで・・・

2020年11月01日 | 住宅コンサルタントとして

毎日、定期的にインスタをチェックしていますが、

弊社の各クライアント様のストーリーズが面白すぎて、

移動中の新幹線や車の中でニヤニヤしています。

 

「どうしてこんなにも魅力的なんだろう!」

と、自社のクライアント様のストーリーズのセンスの良さに、

毎日、ニヤニヤしまくっておりますし、

こういうのを毎日、拝見できて日々、幸せです。

 

インスタの活用に関して弊社は、

6年以上前から各社様にその重要性をお伝えして参りました。

 

2014年頃から各社様、本格的に取り組んで下さり、

早くから素直に取り組んで下さっているクライアント様は、

今、本当に来場が安定されています。

 

当初はフィード投稿しか無く、

その後、インスタ広告やストーリーズ、

更にはインスタライブやリールなど、

新しい機能が追加されています。

 

2016年とか2017年は、

今ほどインスタ広告をやっている住宅会社が多くなかったため、

非常に広告効果が高かったです。

 

いつかはインスタ広告の効果は下がる、と思っておりましたが、

ストーリーズの機能のおかげで、

まだまだ住宅業界はインスタ中心のマーケティングで

来場客数の安定化、それから来場時のファン化が可能です。

 

ストーリーズで発信すべきことは、

とにかく楽しんで仕事をしているシーンであったり、

お客様との良好な関係であったり、

新しいことにチャレンジしているシーンだったりと、

とにかく人を中心に発信することです。

 

ストーリーズで広告的な情報は意味が無く、

人間くささを発信することが重要。

 

その本質を各クライアント様が理解して下さり、

本当に毎回、楽しい動画を見てニヤニヤしております。

 

そして私自身が、

各クライアント様のファンになったような感覚ですので、

当然ながら、それを見ているユーザー様の中にも

ファンになるケースが増えていっているのです。

 

ストーリーズを有効に活用できているでしょうか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする