本日、修学旅行から帰ってきました。
子どもたちにとっては、一生に一度の想い出となる小学校最後の修学旅行。
教師としては子どもたちの楽しい想い出作りを目的とした授業です。
子どもによっては、親もとを初めて離れて一泊する体験(学校に泊まる宿泊学習ではなく、家族旅行以外の旅行として)となります。親御さんにとっても初めての経験となるイベントとなります。互いに、ドキドキワクワクです。
教員にしてみれば、何年かに一度、繰り返す授業となり、新鮮さがなくなりそうにもなりますが、それでも、ほんの一瞬を感じ取り、人生の中で運命的に出会えた子どもたちと、ともに過ごせる修学旅行は格別の時間となることを今回も実感することができました。
子どもたちにとって最初で最後の修学旅行は、自分自身にとっても、最初で最後の修学旅行なのだと。一期一会、とは意味が異なるかもしれないけれども、そのような意味合いがあるのかなとも思います。
養護学校を卒業してからも、二十歳を過ぎ、今でもボロボロになった小学部の修学旅行の写真を見返しているという卒業生の話を聞くと、この子の人生において大きな影響を持っている教師という仕事に責任を感じることがあります。
知的障害教育に携わる者として、その末端にいるものとして、その責任を感じながら誠意を持って目の前の子どもたちに向かい合いたいと新たに思った次第です。
自分のミスもあり、たくさんの人々に迷惑をかけたことも多々あった「珍道中」となりましたが、結果all rightで、とても楽しかった~。
また行きたいと思いつつも、もう二度と同じメンバーで行けることのない旅であることもわかりつつ・・・。
(畠山)