現在、今年度のプランA(個別の支援計画)及びプランB(個別の指導計画)を作成されておられることと思います。
1年間の指導の流れを考えると、埼玉県では4月がアセスメントの時期になるかと思います(他県では、2月、3月に前担任が次年度の指導目標及び指導方法を作成している現実もありますが…)。
実態把握をして、そこから指導目標を見出し、その目標を達成するための指導手続きを導き出し、プランニングできる専門性が問われています。
どうすれば、その能力が身につくのか?
それは教員経験によるところが多いかと思います。
では、経験が少ない教員はどうすればよいのか?
それは主観的なアセスメントに頼ることなく、客観的なアセスメントとして、さまざまなスケールを活用すればよいのだと思っています。例えば、KIDS発達スケール、SM社会能力検査、NCプログラム、TEACCHのPEP-Ⅲ、太田ステージのLDT-R、ピアジェの発達理論や宇佐川浩先生の感覚と運動の高次化アプローチなどなど参考になるものはたくさんあります。
つじつまの合わない書き物としての個別の指導計画ではなく、担当している児童生徒の将来像を描き、今の生活がより豊かなものになるような本物の指導計画を作り、指導実践できる教員を目指して日々努力をしていきましょう!
畠山
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