次回、チーム埼玉学習会は5月14日(土)です。気づけばあと一カ月を切っていました・・・。
(株)スペクトラムライフの桑野恵介先生の「自閉症の障害特性の理解と指導について」の講演は13:00~17:00です。勿論、途中休憩を入れますし、講演を受けての協議の時間も設定し、その後の質疑応答の時間も設けます。オプションとして、午前10:00~12:00に、参加費無料でアセスメント(WISCーⅣ、MEPA-R、NCプログラム、太田ステージ)等の実践報告なども企画しています。17:00以降は個々人の終電まで許す限り、飲み会です。そんなチーム埼玉学習会ですが、良かったら来てください。自閉症教育について全くのビギナーの先生方に対してはもちろん、経験のある先生方に対しても改めて学びのある学習機会になることと思います。自閉症教育を分かっているつもり?の自分を振り返り見つめ直すためにも、是非、最新の自閉症教育を一緒に学んでいきましょう!
話は変わりますが、本日、28年度2回目の夕練でした。新たな参加者も加わり、中身の濃い学びの機会になってきています。本日の話題は「アクティブラーニング」。次期学習指導要領のメインのポイントとなる「資質・能力(コンピテンシー)の育成」に関わる教授・指導方法です。通常の小学校、中学校、高校、大学におけるアクティブラーニングは言語力が必須の学修ですが、準ずる教育としての知的障害教育では、この言語力が土台にはなりません・・・。それ故、知的障害教育におけるアクティブラーニングは難しいのではないかと思っていたのですが、本日の夕練でその仮説は覆されました。知的に障害があるからこそ、「生きる力」としての学びが身につけられる授業づくりができるのではないか?子どもたちのレジリエンスを育み、自己肯定感を高める指導を考えて授業づくりしていくことがアクティブラーニングに通ずるのではないか、という仮説につながり、新たな側面を見出すことができました。
子どもたちの利益が自分にとっての強化子となる教員が集まり、一つのテーマについて語り合う学びの機会は、自分の利益ではなく、子どもたちの人生の利益を追究し続ける教員を増やすための確立操作となるんだろうな~(桑野先生とのメールのやりとりから同意した点)。
只今、プランA作成で話題となっている、合理的配慮についての私見はまた次回に。
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